▼キャッチウェイト ムエタイ (125.75lbs)3分3R
×アリーフ・ソー・デチャパン(タイ/マレーシア) 125.75 lbs, 1.0244
[判定1-2]
〇エリス・バルボーサ(英国) 124.50 lbs, 1.0168
アリーフは2023年4月からONEに参戦、リッティデットをTKOすると4連勝(3KO)を飾ったが、前戦の2024年4月にジャン・ペイメンに敗れて連勝が途切れた。バルボーサはフェアテックスジムでムエタイを修練し、2023年12月にONE初参戦。トンプーンと無効試合となっている。
アリーフは前日計量をパス出来ず、ストロー級から125.75ポンド(57.03kg)のキャッチウェイトに変更された。
1R、長身のアリーフは右ミドル、後ろ蹴り、飛びヒザ蹴りと長い距離で勝負。バルボーサはステップを踏みながら右ローを蹴っていく。右ストレート、左フック、右アッパーとコンビネーションを放つアリーフは右ヒジも振る。バルボーサはアリーフの蹴り足をキャッチしてのパンチを繰り出すが空振り。残り30秒でバルボーサは前へ出てパンチを出していった。
2R、アリーフは前蹴り、飛びヒザと長い距離で攻撃を繰り出し、パンチのコンビネーションを打つ。アリーフが勢いに乗ったかと思われたが、前に出てコーナーへ詰めたバルボーサが右ボディからの左フックでダウンを奪う。
アリーナは左ミドル、ヒジ、バックスピンエルボーで反撃し、前に詰めてくるバルボーサを突き放す。それでもバルボーサが前へ来るとテンカオを突き刺すアリーフ。これで前進が弱まるバルボーサ。さらにヒザと左のヒジで攻めるアリーフに、バルボーサはローを蹴っていく。
3R、前に出るアリーフはヒザ、ヒジ、左ハイで逆転を狙い、ロープを背負ったバルボーサへ左右フックやバックスピンエルボーを叩きつける。バルボーサは右ロー、左フックを振るがアリーフは意識してかわす。ならばと左アッパーを突き上げるバルボーサ。
アリーフは右ボディを打ち、バックスピンキックでボディを狙うがこれは空振り。ガンガン攻めるアリーフは飛びヒザ蹴り、バックハンドブローと大技を放って最後まで逆転を狙って攻め続けた。
判定は2-1と割れ、ダウンを奪ったバルボーサの勝利となった。