MMA
レポート

【ONE】和田竜光が2連勝でストロー級転向宣言「ランカーどもは震えて待て!」、箕輪ひろばが逆転勝ち! 計量ミスのラスロフがオク・レユン下し14戦無敗に、カリロがセーマペッチを3ノックダウン! タイ・ルオトロがジョセフ・チャンに判定勝ち

2024/07/06 09:07

▼バンタム級ムエタイ (Over 135-145 lbs)3分3R
〇ニコ・カリロ(スコットランド)145.00 lbs, 1.0191
[2R 2分03秒 KO] ※3ノックダウン

×セーマペッチ(タイ) 144.50 lbs, 1.0160

 1位のカリロはスコットランド出身で、WMOウェルター&スーパーウェルター級王座、ISKAムエタイ世界65㎏級王座などを獲得。2023年4月にONEに初参戦すると、フルカン・カラバフを3R TKO。6月にムアンタイ・PK・センチャイを2R TKO。12月には元王者のノンオー・ハマをヒジ打ちで2R 失神KOに下し、3戦連続のKO勝利をマークしている。

 対するセーマペッチは、ONEムエタイ・バンタム級4位。17歳でタイの「タイガー・セメント・トーナメント」で優勝。2018年4月には、英国を拠点とした団体「ムエタイグランプリ(MTGP)」ウェルター級世界王者に。2018年7月にONEに参戦。これまでロドレック、クラップダム、リッテワダ、ジャン・チェンロン、ガオナーらに勝利し、2024年2月の前戦でモハメド・ユネス・ラバーとの再戦で怒涛のパンチラッシュで初回KO勝ちでリベンジを果たしている。

 1R、サウスポー構えのセーマペッチ、オーソのカリロはコーナーに詰めて右ヒジを打ち込む。ブロッキングのセーマペッチはコーナーに詰まるとカリロは左ヒジ。かわすセーマペッチを追うカリロ。

 ワンツーから左アッパー! コーナーを出るセーマペッチは右を合わせに行くが、そこに左を強振するカリロは首相撲にとらえて左ヒザ! さらに左右ヒザの連打! 打ち合いにセーマペッチも挑む。

 2R、右ローのセーマペッチに右ローを返して詰めるカリロ。オーソドックス構えに。相打ちの左でなぎ倒すようにダウンを奪うと、立つセーマペッチに右アッパーのフェイント。

 左ストレートを当てるセーマペッチ! しかし詰めるカリロが左フックで2回目のダウンを奪取! さらに詰めて左から右でセーマペッチを3ノックダウンに下し、カリロがKO勝ちした。

 試合後、タイ語でも挨拶したカリロは、スーパーレックとハガティの勝者との対戦、「GOAT」と戦いたいとタイトルショットを望んだカリロは、ボーナスを獲得。5回目のバック宙をリング上で見せた。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント