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【ONE】和田竜光が2連勝でストロー級転向宣言「ランカーどもは震えて待て!」、箕輪ひろばが逆転勝ち! 計量ミスのラスロフがオク・レユン下し14戦無敗に、カリロがセーマペッチを3ノックダウン! タイ・ルオトロがジョセフ・チャンに判定勝ち

2024/07/06 09:07

▼ヘビー級キックボクシング (Over225-265lbs)3分3R
〇オマール・ケイン(セネガル) 260.75 lbs, 1.0083
[1R 2分08秒 KO]※左フック
×ブシェ・ケチャップ(セネガル)(262.75 lbs, 1.0237)



 ケインは16歳でセネガルの伝統格闘技「ムバパテ」を始め、20歳でセネガルのトップスターになるとMMAに転向。これまでMMAファイターとして6戦を行い、5勝1敗と大きく勝ち越している。唯一の黒星はキリル・グリシェンコに付けられたもの。前回は2023年8月、マーカス・アルメイダに判定勝ちしている。今回はキックボクシングルールに挑戦。



 対するカマラもセネガル出身で「ムバパテ」からMMAに転向した。ケインとは長年にわたる確執があり、ここで決着をつけると両者意気込んでいるという。



 1R、
いきなり組み合う両者。ケチャップはめちゃくちゃにパンチを振り回し、果敢に攻めては行くが大振りすぎてケインにかわされる。ケインは左フックで最初のダウンを奪うと、ケチャップの縦に振り下ろすパンチをかわしての左フック。ケチャップはもんどりうって倒れ、ケインのKO勝ちとなった。




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▼キャッチウェイト ムエタイ (151.5lbs)3分3R
〇アレクセイ・バリカ(ロシア)151.5 lbs, 1.0218 ※計量ミス
[1R 2分42秒 KO] ※左フック

×ステファン・コロディ(アイルランド) 150.75 lbs, 1.0066

 バリカはTiger Muay Thai所属のロシア人キックボクサーで、2023年9月にONE初参戦。2連勝していたヨッドIQ・オー・ピモンシーからダウンを奪って判定勝ちすると、2024年1月にはあのスアキムと対戦。

 ダウン応酬の激闘となり、最後はバリカが3Rに左フックでスアキムをKOした。しかし、3月のパンリット戦では判定負けでONEでの戦績を2勝1敗とした。踏み込みの速さが脅威。

 コロディはPKセンチャイムエタイジムで練習を積むアイルランド人キックボクサーで、2024年1月にONE初参戦。スーブラックとこちらもダウン応酬の激戦の末に判定負けを喫している。また、2020年のRISE WORLD SERIESで-63kgトーナメントに出場が決まっていたが、新型コロナの影響で初来日できなかった過去もある。

 1R、ともにオーソドックス構え。いきなり右跳びヒザを見せるコロディ。続く左右ハイもかわすバリカ。バリカは左フックでコロディの腰を落とさせると右カーフも。前に出るコロディは右を当てる。しかしバリカは出入りから得意の左フックでダウンを奪う。

 コロディのハイをかわしたバリカは右ボディ、右カーフ。右カーフを返すコロディ。前に出るコロディの左に左フックのクロス! コロディが後方に大の字になって倒れ、レフェリーが間に入った。計量ミスのバリカが初回KO勝ち。

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