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【ONE】和田竜光が2連勝でストロー級転向宣言「ランカーどもは震えて待て!」、箕輪ひろばが逆転勝ち! 計量ミスのラスロフがオク・レユン下し14戦無敗に、カリロがセーマペッチを3ノックダウン! タイ・ルオトロがジョセフ・チャンに判定勝ち

2024/07/06 09:07

ONE Fight Night 23: Ok vs. Rasulov 速報

▼ライト級MMA (Over 155-170 lbs)変則王座戦 5分5R
×オク・レユン(韓国) 170.00 lbs, 1.0210
[5R判定0-3]
〇アリベック・ラスロフ(トルコ) 170.00 lbs, 1.0226 ※計量ミス
※ラスロフが計量をパスすることが出来ず。試合は実施されるが、レユンが勝利した場合のみタイトルを獲得。

 メインイベントは、元ONEライト級MMA世界王者のオク・レユンとONE初参戦のアリベック・ラスロフがONEライト級MMA暫定世界タイトルをかけて対戦。勝者は現王者のクリスチャン・リーとの王座統一戦への切符を手にすることになる。

 MMA17勝4敗のレユンは、2021年4月にONEに参戦。元王者のマラット・ガフロフ、元UFCライト級王者のエディ・アルバレスを長いリーチを活かした打撃で撃破。そして、同年9月にリーの王座に挑戦すると、激闘の末に判定勝利。ONE3戦目にして戴冠となった。2022年のダイレクトリマッチでリーに2R TKO負けし王座陥落となったが、2023年5月に強豪ローウェン・タイナネスに判定勝ち、復活を果たした。33歳。

 対するラスロフは、ダゲスタン出身の13勝無敗の強豪。フリースタイルレスリングをベースとし、アマチュアMMAで経験を積み、Berkut Young Eaglesなどロシア、トルコで連勝。プロキャリア13勝中10フィニッシュ(6KO・TKO・4一本)と決定力が高い。ONEデビュー戦でいきなり王座戦となる。31歳。

 スタンドのオク・レユン、組みのラスロフの構図だが、ラスロフに1Rフィニッシュが多いことから、短期決戦ではラスロフ、フルラウンドなら12の判定勝ちを持つレユンがラスロフに初黒星を与えるのか。

 前日計量で、ラスロフが計量をパスすることが出来ず。試合は実施されるが、レユンが勝利した場合のみ暫定王座を獲得する。

 1R、ともにオーソドックス構え。先にレユンが右カーフ。ラスロフも右ローを返すとレユンは左ミドルと蹴り合いに。右カーフを当てるレユン! ラスロフも右ローを返すと左右で詰めるが、その上組みに右ヒジのレユン。詰めるラスロフの右手を掴んでクラッチさせず。コーナーに押し込むラスロフは、肩パンチ。

 シングルレッグに切り替え尻を着かせるラスロフは、レユンの右足を両足で引き込むが、すぐに立つレユンは右ヒジ。押し込むラスロフはなおもシングルレッグで引き出すが倒れずコーナーに戻るレユン。ラスロフは右で脇差し左ヒジ。右アッパーに右ヒジを返すレユン。コーナー背にしたままゴング。

 2R、ワンツーから右ミドルでコーナーに詰めるラスロフ。レユンの右の蹴りを掴んでロープまで押し込み。離れるレユンは、右カーフ、さらに右ロー。ラスロフも右ローも、左フックを返すレユン。ラスロフを右で差して突き放し、右カーフ!

 ラスロフは上で組むが、突き放すレユンが右アッパー、なおも押し込むラスロフにコーナー背に右ヒジ。さらに押し返して左右をまとめる。

 ラスロフも近い距離の右ヒジを返すが、組みに右を差すレユンが右ヒザ。さらに小外で崩す。すぐに立つラスロフ。

 3R、前足に右カーフを突くレユン。さらに左インロー、左ミドル。ラスロフのワンツーには左を合わせるラスロフは組んで右ヒジのダブル! クリンチアッパーはレユン。左ヒジのラスロフを剥がしたレユンはワンツーから右カーフ。

 ラスロフも左右のワンツーで前に。レユンもボディ打ちから押し戻すが、四つでロープを背にさせるのはラスロフ。右ヒジを打つレユン。ラスロフは右アッパー! しかし、レユンも左右から右アッパーとまとめる。

 押し込むのはラスロフ。ロープ背にするレユンの手数が減る。四つから出足払いも捨て身気味になったレユンが下に! 背中を着くも亀から立ったレユン。ゴング。

 4R、左右から左フックのラスロフに、左アッパーを返すレユン。ラスロフは組んで前に。突き放すレユンだが、前に出るのはラスロフ。ジャブの刺し合い。右ヒザを突くレユンにラスロフもヒザを返すと、押し込みクリンチボクシングとタフな試合展開を仕掛ける。

 押し戻すレユンも左右で押し戻すが、ラスロフは体を入れ替え、コーナーに押し込みボディ打ちから顔面。コーナーに押し込まれるレユン。額から出血でドクターチェック。

 再開。押し込むのはラスロフ。レユンは右ヒジも、すぐに左ヒジを返すラスロフ。首相撲ヒザ。レユンもヒザを返すが、押し込みヒジとタフな試合を展開を望む。

 5R、連打で前に出るレユンは右をヒット! さらに右ハイも、クリンチアッパーのラスロフ。ワンツーの右を当てるレユンは押し込み身体を預けてくるラスロフに、突き放すが、右を振ってコーナー押し込むラスロフ。右に回るレユンを追ってシングルレッグのラスロフ。バック狙うレユンに、尻を上げたラスロフがバック狙い。

 正対して押し込むレユンは突き放して右! しかし連打させないラスロフが前に。ヒザ蹴りのラスロフに離れたレユンは左から右! しかし、ここで押し込むラスロフ。剥がして打ちたいレユンは近距離で右を打ち込むとゴング。

 判定は3-0でクリンチレスリング・クリンチボクシングを挑んだラスロフが勝利。計量ミスのラスロフはクリスチャン・リーの名前をあげた。

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