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【ONE】和田竜光が2連勝でストロー級転向宣言「ランカーどもは震えて待て!」、箕輪ひろばが逆転勝ち! 計量ミスのラスロフがオク・レユン下し14戦無敗に、カリロがセーマペッチを3ノックダウン! タイ・ルオトロがジョセフ・チャンに判定勝ち

2024/07/06 09:07

▼ストロー級MMA (Over 115 - 125 lbs)5分3R
〇箕輪ひろば(日本) 125.00 lbs, 1.0066)
[判定2-1]
×ジェレミー・ミアド(フィリピン)123.00 lbs, 1.0168

 箕輪は、2024年1月の有明大会で、グスタボ・バラートにスプリット判定の惜敗。ストロー級ランキングが入れ替わり、4位になっている。ONE2連勝から3連敗。

 黒星の相手はジャレッド・ブルックス、ボカン・マスンヤネ、バラートといずれも強豪ばかりだが、ランク外のミアドに負ければ、ランキング落ちもある。再び王座戦線にからむには、絶対に落とせない試合だ。今回の試合に向け、「トガり散らしていた十代の頃のメンタルを呼び戻し、リスクを負ってもフィニッシュを狙う」と語る

 対するミアドも4連勝からの3連敗中。マンスール・マラチエフのダースチョークに一本負け後、リト・アディワンとの再戦で判定負けでリベンジを許し、3月に山北渓人のブルドッグチョークにタップを喫している。ミアドにとっても崖っぷちの一戦だ。

 1R、ともにオーソドックス構え。中央を取るミアドに左右にサークリングする箕輪は左インロー。左のダブルからダブルレッグでロープまで押し込みシングルレッグも、ミアドはスプロールして切る。

 スタンド。右ストレートを突くミアドは箕輪の入りに左ジャブ、右アッパー。さらに右ストレートでダウンを奪う。立ち際にヒザを突くミアドに組む箕輪がロープに押し込むと、ミアドがロープを掴み、イエローカード。

 右手を巻き込みながらもボディロック&小外がけテイクダウンの箕輪にすぐに立つミアド。箕輪は左目を腫らしている。ダブルレッグテイクダウンの箕輪にミアドはスクランブルで立ち上がり、そこにダブルからシングルレッグの箕輪。

 コーナーに押し込みシングルレッグテイクダウン。ヒジをロープにかけながらも倒れるミアド。サイドを奪う箕輪はボディに細かいヒジもゴング。

 2R、ワンツーのミアド。箕輪は右の蹴りを掴み、さらにシングルレッグテイクダウン。タイムから頭を中央に向けるハーブ・ディーンレフェリー。亀から立つミアドにがぶりヒザの箕輪。首を抜くとシングルレッグ。さらにダブルレッグでクラッチしテイクダウン。すぐにスイッチ狙いから立とうとするミアド。箕輪はがぶりヒザ、首を抜くとダブルレッグへ。切って立つミアドを押し込む箕輪は四つも切って離れるミアド。

 ワンツーから左を振るミアド。箕輪もワンツーの右を当てて組みに。ボディロックで崩して小外刈りで引き出しテイクダウン! トップからパウンドでゴング。

 3R、左フックでミアドのマウスピースを飛ばした箕輪。左で差してボディロックテイクダウン! サイド奪取。マウスピースを戻すレフェリー。再開。上体を起こそうとするミアドはフルガードに戻すが、中腰から箕輪はパウンド、足をさばき再びサイド。ミアドが脇を差しに来ると鉄槌連打! 腰を左右に切りつつマウントを奪うと、上から細かいパウンド、ヒジ。

 潜りシングルレッグのミアドに右ヒザを顔面に入れる箕輪。足を効かせるミアドをさばきサイド。亀から立つミアドにヒザを突き、ロープに押し込みゴング。判定は2-1に割れ、初回にダウンを奪われた箕輪がテイクダウンからパウンドで逆転勝ち。3連敗から白星を掴み、雄叫びをあげた。

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