▼第5試合 ONEフェザー級 キックボクシング 3分3R
〇シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ/同級3位)
[判定3-0]
×野杁正明(日本/team VASILEUS)
//
— ONECHAMPJP (@ONECHAMPJP) June 8, 2024
野杁正明🇯🇵が登場🔥
\\
🔴 #ONE167 はU-NEXTでライブ配信中👉 https://t.co/SYYKU7iosc@noirimasaaki @UNEXT_fight #WeAreONE #ONEチャンピオンシップ pic.twitter.com/lJz7o3OUla
野杁は2009年にK-1甲子園初となる高校1年生王者になり、“怪物”と呼ばれるようになった。圧倒的なテクニックと類まれなるセンスでプロ転向後すぐにトップクラス入りし、WBCムエタイ日本スーパー・ライト級王座、第2代Krushウェルター級王座、NDC -66kg王座などを獲得。2017年6月には日本人選手として初めてゲーオ・ウィラサクレックに勝利し、第2代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者に。
翌年にはウェルター級に転向し、ジョーダン・ピケオーには敗れたもののその後は連勝。2021年9月の「第2代ウェルター級王座決定トーナメント」を全試合KOで制して2階級制覇。2021年のMVPを獲得した。2022年6月の『THE MATCH』で海人との国内頂上決戦に敗れるが、2023年3月にジャバル・アスケロフを1Rわずか2分でKOして復活。2023年7月にはアマンシオ・パラスキフを1RでKO。戦績は49勝(25KO)11敗。
シッティチャイはプロ160戦以上と鉄人的な戦歴を持つ現役のムエタイレジェンド。キックボクシングとムエタイを合わせ、世界王者に11回輝く。過去10年間に渡り、キックボクシングとムエタイで、最も圧倒的な強さを誇る選手の1人として評価を築き上げてきた。
ONEには2020年7月から参戦。2022年の「ONEフェザー級キックボクシングワールドグランプリ」では決勝へ進出するもチンギス・アラゾフに判定負け。2023年9月にモハマド・シアサラニに判定で敗れ、2024年1月の日本大会ではマラット・グレゴリアンにKO負けを喫して連敗中も決してあなどれない古豪だ。戦績は128勝(39KO)35敗5分。
1R、サウスポーのシッティチャイが左ミドルで先制すると野杁は三日月蹴りを返す。シッティチャイはジャブと左ロー、野杁は左ローをすぐに返す。前蹴りでシッティチャイを下がらせる野杁はサウスポーになって左ボディ。シッティチャイは下がりながらもワンツー・右ローを蹴る。
距離を詰めた野杁は左ボディと左ロー。シッティチャイはショートの右アッパーとヒザ。接近する野杁を前蹴りで突き放し始める。そして左ロー&左ミドル。やや距離が開くとシッティチャイは左ストレート。手数を出すシッティチャイに野杁は距離を詰めるが、シッティチャイは左アッパーも突き上げてくる。
2Rも左ミドルと前蹴りで野杁を突き放すシッティチャイ。野杁は左カーフと右の三日月を蹴って入っていくが、シッティチャイが右アッパーを突き上げる。左ボディからワンツー、そして左ミドルのシッティチャイ。野杁は左カーフを狙い撃ちにするが、シッティチャイが次々と攻撃を繰り出していく。
野杁が右ミドルから近づくとシッティチャイは左のヒザ。野杁も右ヒザを返す。シッティチャイが前蹴りから左アッパー、さらに右ヒザ。野杁が左右フックからの右ストレートをヒット。ジャブを打つシッティチャイにも右ストレートをヒットさせる。野杁はこの右に活路を見出したか、右ストレートを連続ヒットさせていった。
#ONE167 速報📣
— ONECHAMPJP (@ONECHAMPJP) June 8, 2024
ONEフェザー級キックボクシング3️⃣位のシッティチャイが、野杁正明🇯🇵に巧みに打撃を叩き込みユナニマス判定で勝利🥊💥
野杁は最後まで前に出続けたが
ONEデビュー戦で勝利は果たせなかった。
🔴 U-NEXTでライブ配信中👉 https://t.co/SYYKU7iosc@UNEXT_fight #WeAreONE… pic.twitter.com/tWTp6OQC0s
3R、シッティチャイの左ミドルに左カーフを合わせるオーソドックスの野杁。シッティチャイは左ミドルと左ヒザ、野杁は距離を詰めて右ロー。表情に疲労が見えるシッティチャイだが、左ミドルと前蹴り、ジャブ、左ボディストレートと長い攻撃。
野杁は右ストレートを当てて距離を詰めるが後が続かない。シッティチャイは下がって距離を作り、長い攻撃。野杁は距離を詰めて左フックもシッティチャイはクリンチ。離れるとワンツー、左アッパーのシッティチャイ。前蹴りを打つシッティチャイが左ボディストレート。組んだところで野杁がバランスを崩してヒザをマットに着いてしまう。
いらだちが見える野杁は距離を詰めていくが、シッティチャイは下がって距離を取ると長い攻撃を当てていった。終了のゴングが鳴ると、シッティチャイはガッツポーズ。野杁は不安そうな表情を浮かべる。
判定は3-0でシッティチャイ。試合巧者ぶりを発揮し、野杁のONEデビュー戦に黒星を付けた。野杁のセコンドに就いていた武尊は笑顔で勝者シッティチャイを称えた。
VINTAGE performance 🏆 Sitthichai sweeps the scorecards against Masaaki Noiri!
— ONE Championship (@ONEChampionship) June 8, 2024
Tune in to Prime Video and Sky Sports NOW to catch the rest of ONE 167!#ONE167 | 🔴 LIVE NOW
How to watch 👉 https://t.co/KDPGoCjL8b
🇺🇸🇨🇦 Prime Video 👉 https://t.co/JaAw7btasY
🇬🇧🇮🇪 Sky Sports
🇹🇭… pic.twitter.com/H3GeNHTUnM