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【ONE】体重超過のロッタンが判定勝ちで「武尊と戦いたい」、野杁がシッティチャイに無念の判定負け、平田樹がギロチンチョーク失神で3連敗。メインはタワンチャイがまたも辛勝でV3、マイキーが3年ぶりリベンジ、ケイド・ルオトロがMMAデビュー戦で一本勝ち!

2024/06/08 08:06

▼第7試合 ONEバンタム級 サブミッション・グラップリング 1R10分
〇マイキー・ムスメシ(米国)
[1R 3分20秒 カーフスライサー]
×ガブリエウ・ソウザ(ブラジル)



 ONEサブミッショングラップリングフライ級王者のマイキー・ムスメシは階級を上げ、バンタム級サブミッション・グラップリングマッチで、かつて黒星を付けられたガブリエウ・ソウザと対戦。

 両者は2021年9月の『Who's Number One Championships』ライト級1回戦で対戦。ムスメシはインヴァーテッドガードも、ソウザの頭を抱えてのパスガードにノースサウスチョークを極められている。その後、ONEでは今成正和、青木真也を極めるなど6試合で全勝。

 レフェリーのハーブ・ディーンとも握手した両者。

 1R、ダブルレッグテイクダウンのソウザ。下を選択したムスメシにケージまで押し込んで動きを制限するソウザ。

 オモプラッタ狙いからまたいだソウザの足を伸ばしてマイキーロック、さらに外掛けのストレートフットロックのムスメシ。

 その足を外側に畳んでバックからカーフスライサーへ。ソウザはアンクルホールドで反撃しているようにアクションするが、微動だにしないムスメシはカーフスライサーを極めたままバックからボディロックで絞り、タップを奪った。

 3年ぶりにリベンジを果たしたムスメシは、ジューサー(ステロイド)への不満をまくしたてると、「彼は僕の家族のことや、いろんなことを言っていて許せなかった。7カ月くらい待ってステロイドを取っても試合しろと言っていた」と語ると、5万ドルボーナスを獲得。コーチに分配することを表明。

 ここで、9月デンバーで2階級上のグラップリングで対戦するケイド・ルオトロがケージイン。

 マイキーは「お金じゃないんだ。歴史を作るために戦う」とマイク。ケイドも「柔術の最高峰のレベルが見せられる」とコメントした。

 マイキーは「ルオトロはナチュラルだ。彼ら兄弟は尊敬する。でもソウザは……」とあらためてガブリエルを批判した。

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