キックボクシング
レポート

【DEEP☆KICK】K-1勢が大活躍、古宮晴が初回TKO勝ちで新王者に。啓斗が松山瞬に、佑典が山川賢誠をTKOして王座決定戦へ

2024/06/06 22:06

▼第5試合 DEEP☆KICK-53kg契約 3分3R
〇山田貴紀(山口道場)
TKO 2R 1分17秒 ※レフェリーストップ
×綱島晴都(blooM/topUN)


 プロ4戦のキャリアが全てDEEP☆KICKという山田が第5試合に登場し、2022年西日本プロキックボクシングバンタム級新人王の肩書を持ちDEEP☆KICK初登場の綱島を迎え撃った。


 1R、右をかぶせるなど試合を優勢に進めていた山田だったが、ラウンド終了間際綱島の右を食らい、ダウンを喫してしまう。


 しかし、山田は2R以降右ローを連打することで、終始打ち合いを求める綱島の下半身を削りまくり、ステップを徐々に鈍らせていく。そうした矢先に左のテンカオを決め、綱島からスタンディングダウンを奪う。もうこの時点で綱島に闘う気力はほとんど残されていなしかった。


 再び左のテンカオを受けると、2度目のダウン。なんとか立ち上がってきたものの、すでに立っているのがやっとの状態。山田がテンカオで追い打ちをかけると、綱島は対戦相手に背中を向けてしまう。戦意喪失。その刹那、レフェリーが試合を止めた。

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