▼ダブルセミファイナル2 DEEP☆KICK-57.5kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
×松山 瞬(TEAM TEPPEN)
TKO 2R 1分17秒 ※レフェリーストップ
〇啓斗(ALL-WIN GYM)
※啓斗がトーナメント決勝に進出。
山川賢誠vs.佑典の余韻を引きずるかのように、もうひとつの-57.5㎏王座決定トーナメント準決勝も荒れに荒れた。
松山はグリーンボーイながら、RISEやRIZINにも上がるTEAM TEPPEN期待のルーキー。今年3月のRIZIN神戸大会ではプロデビュー戦で辛酸を舐めさせられた櫻井芯(TeamFIST)に先制のダウンを奪われるもその後奪い返してリベンジを達成したばかりだ。
対する啓斗は勝利=KOというK-1スタイルを絵に書いたような豪腕ファイターとして知られている。
1R、試合を流れを掴んだのは松山の方だった。序盤から右フックを軸に啓斗を攻め込む。松山のローキックで啓斗がバランスを崩す場面も。そして残り10秒を切ったところで左をジャストミートさせ、先制のダウンを奪う。
ところが2Rになると、あとがない啓斗は打ち合いに持ち込む中、左フックをクリーンヒットさせ、ダウンを奪い返す。
ダウンカウントが進む中、松山は立ち上がってきたが、しっかりとファイティングポーズをとれなかったため、レフェリーは試合をストップさせた。2R1分17秒、啓斗の逆転TKO勝ちだ。この結果を受け、9月8日の「DEEP☆KICK 71」で組まれる予定の王座決定戦(トーナメント決勝)の組み合せは啓斗vs佑典という、K-1グループ同士の一騎討ちとなった。
佑典「啓斗選手とは同じK-1グループ出身で同じ階級なのでいつかは当たると思っていました。でも、まさかDEEP☆KICKの王座決定トーナメント決勝で当たるとは思わなかった。でも、俺がベルトを獲るから」
啓斗「いろいろ(佑典に)お世話になっているところもあるんですけど、試合になったらそんなことは関係なし。先輩だけど、いっちゃいます。9月は僕がチャンピオンになります。みんな応援してください」