▼フライ級 5分3R
×砂辺光久(reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE)57.0kg 初代・ストロー/フライ/Sフライ級K.O.P. 29勝12敗4分
[判定0-3] ※27-30×3
〇前田浩平(GRABAKA)57.2kg→再計量57.10kg 2018年IMMAFオセアニア選手権優勝・8勝7敗
“Theレジェンド”砂辺光久が、2019年の北方大地とのタイトルマッチ以来、5年ぶりのPANCRASE参戦。30周年記念大会に滑り込みセーフ。前田は2023年3月に今井健斗に判定勝ちも、ジョセフ・カマチョと萩原幸太郎に判定負け。砂辺戦で化ける事が出来るか。
砂辺「PANCRASE王になるために戻ってきました。応援よろしくお願いします」
前田「すみません。落としてきます」
1R、オーソドックスの砂辺に前田はサウスポー。前田がインロー・ミドルを入れる。ミドルを返す砂辺だが、それをキャッチした前田がテイクダウン。両足を腰に当てて蹴り出し距離を作る砂辺。下から蹴り上げを狙う。前田は砂辺のガードの中に入って行く。鉄槌を入れる前田。砂辺は下からヒジを頭部に入れる。下から腕十字の仕掛けを見せた砂辺だが、前田は立ち上がりパウンドを落としつつ砂辺の足を超えてサイドに出た。肩固めへ。砂辺は亀になり立ち上がる。スタンドバックからチョークを狙った前田だが、砂辺が正対し外れる。前田はケージに押し込みつつパンチを打ち込む。残り30秒で小手投げで崩す前田。首をギロチンに抱えるが、残り時間わずかで放すとパンチの連打を頭部に打ち込んだ。1R終了。
2R、左ストレートから右ハイを打ち込んだ前田。左ミドルを腹にヒットさせると組み付いて四つでクラッチする。差し返そうとする砂辺を投げてテイクダウン。またパウンドを落としながらパスした前田。バックからたすきに取ってホールド。両足をフックさせようとしたが、砂辺が立ち上がり降りる。スタンドバックからジャーマンで投げた前田。再び両足をフックして背中に乗る。背負って立った砂辺が後方に倒れ込むが、前田がバックマウントをキープ。立ち上がろうとするところで前田がパームトゥパームでチョークを仕掛ける。前に落とそうとする砂辺。チョークは放したがバックキープを続ける前田。2R終了。
3R、じわじわ詰める砂辺に前田は左ストレート、インローで先手を取る。左右のパンチで出た砂辺に胴タックルで組もうとしたが、引き剥がす砂辺。圧を掛けてきた砂辺。飛び膝。また組もうとする前田だが砂辺は離れる。前田タックルでケージに押し込む。脇を差して入れ替えて離れる砂辺。前田のタックルにアッパーを合わせるが、前田は組み付いてケージに押し込む。
差し返して引き剥がした砂辺。砂辺がテンカオからパンチを入れるが、前田もヒザを返すとパンチからタックルへ。ケージに押し込むが、がぶって離れた砂辺。前田のタックルにまたアッパーを合わせた砂辺だが、前田はケージに押し込む。膝つきタックルに入る前田に鉄槌を落とす砂辺。前田がタックルで尻もちをつかせたところでタイムアップ。