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レポート

【Krush】K-1×Krushは3勝1敗でK-1が勝利。塚本が大健闘もゴンナパーの牙城崩せず、Krush王者・稲垣柊が林健太を破る番狂わせ、佐々木大蔵がKO勝ち、体重超過したシジュンがKO勝ち

2024/04/28 18:04

▼第4試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R
×岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
KO 3R 2分03秒 ※右フック
〇松本涼雅(月心会チーム侍)


 岡嶋は『格闘代理戦争』の卒業生で2019年9月にプロデビュー後は5連勝を飾ったホープ。しかし、6戦目の「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」準決勝で森坂陸にKO負けして初黒星。2021年6月にはフェザー級王座への挑戦者に抜擢されたが、王者・新美貴士に1R16秒でTKO負けを喫した。2022年4月に國枝悠太に負傷判定3-0で勝利して再起するも、その後は稲垣澪、龍斗、松山勇汰に3連敗。戦績は6勝(1KO)5敗。


 松本は2019年7月からKrushに参戦し、東本央貴、西元也史らに3連勝。しかし2021年10月に横山朋哉にKO負けを喫すると3連敗。戦績は3勝(1KO)4敗。


 1R、松本は左の攻撃を当てていく。左ミドル、ヒザ、ジャブをもらう岡嶋。松本は至近距離でヒザも突き上げる。多彩な攻撃で松本がとったラウンドに。


 2R、岡嶋がプッシュからの右ストレートをヒットさせたことをきっかけに、両者打ち合いを展開。両者譲らずの打ち合いとなるが、松本は離れると右カーフ。これに岡嶋はバラン図を崩すが前へ出て右を狙っていく。岡嶋のジャンピングハイに場内は沸く。


 3R、前に出る岡嶋は右を狙う。松本は回り込みながらジャブ。前に出る岡嶋だがなかなか手が出ず、攻撃を当てていくのは松本だ。松本がコーナーに詰まったところで岡嶋が右、これに松本が見事なタイミングで右フックのカウンターを合わせ、KO勝ちした。


 松本はマイクを持つと「僕自身まだまだだなと思うところがいっぱいありますけれど、あそこのバナーに並ぶ実力はあると思います。まだまだ強くなります」とアピールした。

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