▼第4試合 フェザー級 3分3R
×ダビド・メヒア(スペイン/同級10位)
KO 1R 0分55秒 ※右フック
〇ボボ・サッコ(フランス)
フランスのベテランファイター、サッコがGLORYデビュー戦を迎え、スペイン人トップファイターのメヒアとフェザー級3分3Rで対戦する。
サッコは2010年6月にデビューすると12連勝をマーク。ペッブンチューやファビオ・ピンカ、ヨードウィチャーら世界的強豪との戦いを経て、2017年5月にはシンマニー・ゲォサムリットを破りWPMF世界スーパーウェルター級王座を獲得。2018年4月にラフィに勝利し、2019年2月のONEでクラップダムには判定で敗れたが、12月にはチャド・コリンズから判定勝利を奪っている。戦績は75勝(29KO)6敗1分。
スペイン系コロンビア人のメヒアはISKA世界ウェルター級王座を保持しており、近年は中国のクンルンファイトやWLF武林風でも活躍している。クンルンファイトでは、近代ムエタイのトップ選手であるタワンチャイとフルラウンドの激闘を演じ、判定で敗れるもパンチ主体のスタイルで左フックからの右アッパー、顔面とボディに打ち分ける右ストレートでタワンチャイを苦しめた。2020年3月にはK-1に来日しているが、ウェルター級で野杁正明に判定3-0で敗れている。2023年10月、GLORY初参戦にしてペットパノムルンの保持するGLORY世界フェザー級王座に挑戦したが、判定4-1で敗れた。戦績は61勝(18KO)16敗。
1R、サウスポーのサッコは左ミドルを連発して距離をとる。メヒアはパンチを振って入っていこうとするが、サッコの綺麗な蹴りになかなか入れない。サッコの左ミドルを腕で受けて入ろうとしたところへサッコが右フックのカウンター。
この一発でメヒアは豪快に倒れ、誰が見ても試合続行不可能なダウン。カウントが4まで数えられたところでレフェリーがストップし、サッコが衝撃的なKOでGLORYデビュー戦を勝利で飾った。
Bobo Sacko WELCOME TO GLORY #GLORY91 pic.twitter.com/4sGRxXz1u6
— GLORY Kickboxing (@GLORY_WS) April 27, 2024