▼第8試合 スーパーファイト KNOCK OUT-BLACK -56.0kg契約 3分3R延長1R
〇古木誠也(G1 TEAM TAKAGI/KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王者)
判定3-0 ※30-28×2、29-28
×内田 昌(チーム・タイガーホーク)
古木はフルコンタクト空手で多数の優勝・入賞歴があり、持ち前の破壊力で2022年9月は前田翔太に初回TKO勝ち、11月大会では5戦目にして元KNOCK OUT-REDバンタム級王者・響波を右フックで初回KOに破り、12月の王座決定戦では工藤“red”玲央を初回KOして王座に就いた。2023年3月の王者第一戦で武蔵に初回KO負けを喫したが、練習環境を変えて8月の再起戦に臨み小倉尚也を初回KOで破り王座初防衛に成功した。9月には波に乗っていた森岡悠樹も初回KOに破ったが、12月に壱・センチャイジムに敗れ戦績を7勝(6KO)3敗とした。
内田は2014年12月からKrushに参戦。2021年8月・10月に行われた「第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」の1回戦で優勝候補の一角と目されていた小倉尚也を判定で破る番狂わせを起こしたが、準決勝で敗れた。2022年2月には「K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」に出場、1回戦で佐々木洵樹に敗れるも延長戦までもつれ込む接戦を演じた。7月に永坂吏羅にKOで敗れて3連敗となったが、2023年2月の倉田永輝戦で勝利。8月にはKNOCK OUTに乗り込んでの対抗戦で森岡悠樹にKO負けを喫し、12月のKrushでも岩尾力に敗れ連敗となったが、連続KOしていた岩尾を相手に判定まで粘った。戦績は4勝(2KO)9敗1分。
1R、強い右ローから左へ動いて右ストレートを打つ古木。内田はステップを踏んで左フック、左ミドルで前へ来る古木を迎え撃つ。古木の左ジャブを抱え込むと左を連打。圧をかけて詰めていく古木は右カーフを3発から右ハイ。内田は左ミドルから左フックにつなぐ。古木が前へ出て圧をかけるが内田はジャブや左ミドルで古木の機先を制する。
2R、古木はインロー、頭を振って左ボディ。どんどん圧をかけていくと手数が出なくなった内田へ左の連打を見舞っていく。左ボディ、左フック、右フックと畳みかける古木。内田はガードを固めて耐えるような状態に。内田が右ストレートと左ミドルを返したところでラウンド終了。
3R、内田はステップを踏んでジャブ、右ストレート。古木は左ハイ、左顔面前蹴り。内田が右へ顔を傾けるのが分かっているかのようにそこへ蹴りを合わせる。さらに左ボディの強烈3連打。古木は後ろ蹴り、左右ボディ、さらに顔面へのフックと畳みかけるが内田も強気に打ち返す。内田の右フックに古木は左ボディ。