2024年11月23日(土)愛知・名古屋国際会議場イベントホール『Krush.168 ~in NAGOYA~』の前日計量&記者会見が、22日(金)名古屋市内にて正午より行われた。
メインイベント(第8試合)の-63kg契約3分3R延長1Rで対戦する、Krushライト級王者・大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/)は63.0kg、トーマス・アギーレ(アルゼンチン/Dojo Serpiente)は62.8kgでそれぞれ計量をパス。
続いての会見でアギーレは「明日のためにしっかり準備してきたので必ず勝ちます」と必勝宣言。
大岩は「いつも何を話そうかなと思うんですけれど、ここまで来たら明日やるだけので特に話すことはないんですけれど。トーマス選手、地球の反対側から来てくれて体重までしっかり落としてくれて感謝です。名古屋Krushは僕が言ってこうやって持ってきたってなっていますけれど、いろいろな支えやいろいろな人の力がなければ実現出来なかったので、それが実現できてめちゃくちゃ嬉しいし、感謝しています。僕は戦うだけです。明日試合をしてその気持ちを皆さんに見せたいだけなので楽しみです」と、感謝の気持ちを試合で見せたいとした。
改めて互いの印象を聞かれると、大岩は「アグレッシブで、インタビューも読ませていただいたんですけれど真面目な好青年だと思います。試合映像も見ましたけれど攻撃力もディフェンス力もあるのでトータル的に強い選手なので、全然気は抜けないですし、本当に強い相手だと思うのでめちゃくちゃ楽しみです」とし、アギーレは「彼のことは知っています。彼の試合を見たこともあってとても強い選手だと思います。明日の試合が楽しみですし、しっかり準備してきたので勝ちたいです」とする。
試合のテーマは何かとの質問に、大岩は「インタビューでもいろいろ言っていますが、王者になって思ったことは僕も名古屋で試合を見て格闘技を始めたし、目標を持って、今があると思っているので、僕の試合を見て僕と同じように格闘技に興味を持ったり夢や目標とか何かひとつ前に出る力になれたらいいなって。そういう試合をして名古屋大会を盛り上げたい」とのテーマを掲げる。
アギーレは「自分の全力を尽くして会場を盛り上げたい。最後まで戦って勝ちたいと思います」と全力で最後まで戦い抜くことを挙げた。
大岩は勝利のイメージについて「あまりそこは気にしてないです。いつも通りやって。自分は倒しに行くスタイルなので1Rで倒せるかもしれないし、2Rで倒せるかもしれない。どこでどうなるか分からないので最後まで気を抜かずに戦います。だからどっちかが気を抜いた時に倒れるんじゃないかと思います」と、1Rから倒しに行くという。
アギーレも「自分は攻撃的に行きたいと思います。明日は本当の戦いというものをみんなに見せて会場を盛り上げたい」と、アグレッシブに行くと宣言。
9月のK-1では65kgでトーナメントに出場し、今回は一階級下げての試合になることについてアギーレは「2kg減りましたが、しっかり準備してきたので問題ないです彼と戦いが出来てとても嬉しい」と問題なし。
大岩は、名古屋大会が発表されてから4カ月弱の間の気持ちを問われ「すぐ試合を決めていただいて、明日実際に試合が実現してしかも超満員。そこまでにもいろいろありましたし、超満員で試合が出来ること、自分一人だけの力ではなくて、たくさんの人が協力してくれて試合が出来ることを改めて発信したから分かったことがあったので、ただ戦うだけじゃなく大会自体がめちゃくちゃ盛り上がって1回だけじゃなく名古屋でK-1やKrushの大きな大会がどんどん出来るような火付け役になれたらいいなと思っています」と、継続開催が出来るような盛り上がりを作りたいとした。
王者となっての地元凱旋については「そんなに違いはないですね。王者になっても挑戦者の気持ちでずっといるので。ベルトを持ったけれど変わらずにずっと挑戦していくスタイルなので。勝たないと僕の次がないと思っているので、そこはずっとやってきたことは変わらないのでただやるだけですね」と、意識はしていないとする。
また大岩は「よく最近、まだ大岩いたんかとかコメントが来たりするんですけれど、ここ最近自分の中でも自信があるので。こっからだぞって気持ちでいるので。今が一番強いと思っているので期待してください。トーマス選手も強いのでワクワクしかないです。期待していてください」と、自分はここからだとアピールした。
今大会のアンバサダーを務める佐藤嘉洋は「これまでの名古屋Krushはメインイベントで国際戦はあまりなかったかなと。Krushの現役王者がK-1の世界トーナメントで活躍した選手を迎え撃つ形になります。格の違いみたいなやつをメインイベント、国際戦、世界レベルってやつを見せていただきたいと思います」と両選手に期待のコメント。
最後に、アギーレは「自分も明日楽しみです。ファンの皆さんにはいつも応援していただいて感謝しています。明日を楽しみにしてください」、大岩は「記憶に残る試合をしたいと思います」と、それぞれ語った。
<計量結果>
▼メインイベント(第8試合)-63kg契約 3分3R延長1R大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Krushライト級王者)=63.0kgトーマス・アギーレ(アルゼンチン/Dojo Serpiente)=62.8kg
▼セミファイナル(第7試合)スーパー・ライト級 3分3R延長1R不可思(クロスポイント吉祥寺)=64.9kg近藤魁成(TEAM3K)=64.8kg
▼第7試合 Krushフェザー級 3分3R延長1R新美貴士(名古屋JKファクトリー/第5代Krushフェザー級王者)=57.5kg大脇 武(KING CONNECTION/元DBSフェザー級王者、元RKAフェザー級王者)=57.3kg
▼第6試合 Krushスーパー・ウェルター級 3分3R延長1R璃久(HIGHSPEED GYM)=69.7kg匡志YAMATO(大和ジム/WBCムエタイ日本統一スーパーウェルター級王者)=70.0kg
▼第5試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)=59.9kg天野颯大(キング・ムエ/K-1甲子園2021 -60kg王者)=60.3kg→再計量
▼第4試合 女子-55kg契約 3分3R延長1R鈴木万李弥(クロスポイント吉祥寺)=54.8kgHotaru(Continue)=54.6kg
▼第3試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R斎藤祐斗(JK TRIBE)=60.0kg岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)=59.9kg
▼第2試合 Krushスーパー・バンタム級 3分3R延長1R豊田優輝(BELLWOOD FIGHT TEAM/K-1カレッジ2019 -60kg優勝)=54.9kg中島隆徳(GET OVER)=54.1kg
▼第1試合 Krushスーパー・バンタム級 3分3R延長1R橋本楓汰(POWER OF DREAM)=54.9kg祖根亮麻(大和ジム)=54.9kg
▼プレリミナリーファイト第4試合 Krushフライ級 3分3R加藤一虎(POWER OF DREAM)=50.9kg開 夢斗(魁塾中川道場)=50.8kg
▼プレリミナリーファイト第3試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3Rサガエ・ルーカス(ブラジル/ブラジリアンタイ)=59.2kg外山侑樹(大和ジム)=59.8kg
▼プレリミナリーファイト第2試合 Krushライト級 3分3R光弥(POWER OF DREAM)=62.1kg小河快士(TEAM TMT)=62.5kg
▼プレリミナリーファイト第1試合 Krushスーパー・バンタム級 3分3R小川泰寛(K-1ジム福岡チームbeginning)=54.4kg山田享樹(Team Aj)=54.9kg