▼第5試合 バンタム級 5分3R
×平川智也(同級世界7位/マスタージャパン東京)61.1kg
[2R 1分02秒 ダースチョーク]
〇川北晏生(TRIBE TOKYO MMA)61.0kg
そして、バンタム級では、2023年9月以来の参戦となる世界バンタム級7位・平川智也(マスタージャパン東京)と、MMA9勝4敗3分、修斗無敗の新鋭・川北晏生が対戦。
川北は、2023年3月のPANCRASEで鬼神光司に判定勝ち後、7月に髙城光弘にスプリット判定負け。
9月のGLADIATORで藤原克也を2R リアネイキドチョークで極めると、11月の修斗での前戦で、MMA56戦を誇るベテランのライダーHIRO(シューティング宇留野道場)と対戦。寝技で圧倒し、最後はダースチョークで斬って落としビッグインパクトを残した。
迎え撃つ立場の平川は3連勝中。9月の前戦でライダーHIROと対戦しているが、こちらは判定勝利。勝ち方に関してはスタイル的なものもあり、スタンドのタフファイトに持ち込めれば平川が有利に試合を進めれるだろう。となると勝敗の鍵を握るのはテイクダウンか?
勝って平川が上位陣に喰い込むか、それとも川北がランカーの牙城を崩すか。バンタム級サバイバルマッチに注目だ。
平川智也
「マスタージャパン東京の平川智也です。明日は予定されていた試合も無くなってしまうなどありますが、この試合が一番盛り上がって、自分がフィニュシュして勝って、MVP取るように頑張りますので応援よろしくお願いします」
川北晏生
「明日の試合がとてもワクワクしています。明日は自分が勝ちます」
バンタム級・5分3R
1R、サウスポーの平川に対し川北はオーソドックス。ジャブで距離を測る平川。上背で上回る川北だが、平川は慎重に距離を取り、飛び込んでパンチを打ち込む。飛び込んだところで川北のパンチがヒット。川北がプレッシャーを強める。平川カーフキック。
右を入れた川北。組みに行く。四つでケージに押し込もうとしたが、入れ替えて押し込んだのは平川。押し込んで頭を付けながらヒザを入れる平川。川北は押し返して引き剥がし離れる。残り30秒。踏み込んでヒザを腹に打ち込んだ平川だが、打ち終わりに川北の右フックをもらいバランスを崩した。1R終了のホーン。
2R。すぐにタックルに入る川北だが、入れ替えた平川が金網に押し込む。ダブルレッグを狙ったが、川北がダースチョークに抱えて後方に投げる。クラッチしたまま平川の体をまたいでマウントの体勢で絞める。レフェリーがチェックすると平川が落ちておりストップ!
2R1分2秒、川北のテクニカル一本勝ち。