▼第4試合 68kg契約 5分2R
×児山佳宏(パラエストラ松戸)67.6kg
[1R 2分12秒 KO]
〇松浦真実也(総合格闘技実業団トップティア)68.0kg
大ベテラン=第5代環太平洋ウェルター級王者・児山佳宏が登場。
その丁寧且つ正確なレスリングテクニックで相手の体勢を崩して制圧する盤石の試合展開で“児山スタイル”を確立。2024年7月で43歳となる児山だが、年齢を感じさせず精力的に試合を重ね、2023年はYOKOSAI、メイヘム和成、毛利昭彦を相手にいずれも判定勝ちで3連勝中と波に乗っている。
対する松浦は、2023年度新人王準優勝。2024年1月に行われた新人王決勝では、ネイン・ディネッシュを相手に序盤は有利に進めるも一発のパンチが引き金となり惜敗。
松浦の倒されずに打ち勝つスタイルは児山にも十分に脅威となる筈だ。メインで行われる竹原魁晟と上原平の間で争われる「環太平洋戦」。そして結城vs.椿と熱を帯びてきたフェザー級戦線。この試合に勝利して更に前進するのは、テイクダウンの児山か? 打撃の松浦か?
児山佳宏
「パラエストラ松戸の児山佳宏です。明日は予定されていたメインとセミが中止になったわけですけど、残ったみんなで明日は盛り上げていきたいと思いますんで、皆さん応援よろしくお願いします」
松浦真実也
「総合格闘技実業団トップティアの松浦真実也です。今回は大ベテランの児山選手と戦えてすごく光栄です。人生においても競技においても元パラエストラで大先輩ですが、敬意を持ってブッ倒しますんで、よろしくお願いします。押忍」
68kg契約5分2R。
両者オーソドックスの構え。低く構えている松浦。児山タックルへ。足首を掴んで倒そうとするが、足を引き抜いた松浦がバックに回る。向き直りまたタックルに入る児山だが、松浦は立ち上がり切ってスタンドへ。ジャブで牽制する松浦。左ハイがヒット。
タックルのフェイントをかける児山だが、また松浦の左ハイがヒットし効いた!その場で膝をつき動きが止まった児山にパンチを打ち込む松浦。亀になり打たれる児山を見てレフェリーストップ!
1R2分12秒、松浦KO勝ち。