▼第2試合 フェザー級 5分2R
×島村 裕(パラエストラ小岩)65.6kg
[1R 4分21秒 KO] ※右ストレート
〇青井太一(心技舘)65.8kg
必殺ローリングサンダーを引っさげて、島村裕(パラエストラ小岩)が修斗初参戦。島村は、2010年にZSTでプロデビューを果たすと、近年はFighting NEXUS、GLADIATORに参戦。GLADIATOR初戦で天草ストロンガー四郎を腕十字に極めるも中川皓貴に判定負け。2022年11月の前戦では現在PANCRASEで活躍中の新鋭・栁川唯人に一本負けを喫している。
キャリア14年を向かえパラエストラ小岩への移籍を機に主戦場を修斗へと移すことになった島村は、15の勝ち星のうち9つの一本勝ちを誇る生粋のグラップラーで、得意技のローリングサンダーは、古来サンボ技に似た腹固めからの前転アームロックで、練習では極め切ることが危険な必殺技だ。
このベテラングラップラーを迎え撃つのが“青井兄弟の兄”青井太一(心技舘)。青井は1月の開幕戦で加藤裕彦に2R TKO勝ちしたばかり。今回、島村の修斗デビュー戦の相手に立候補したという。
23歳の青井が若さ溢れる勢いで島村を粉砕するか? それとも37歳円熟の島村のローリングサンダーが炸裂するか?
島村 裕
「パラエストラ小岩の島村裕です。明日は後楽園に呼んでもらえたんで、また後楽園に呼んでもらえるような試合をしたいと思います。よろしくお願いします」
青井太一
「心技館所属の青井太一です。島村選手、戦績もあって強い選手だと思うんですけど、ブッ倒して勝ちたいと思います」
フェザー級、5分2R
サウスポーの島村に青井はオーソで構える。右ハイを放った青井。右ボディ。さらにワンツーを入れる。距離を詰めて組み付いた青井がケージに押し込む。ヒザの蹴り合い。島村が払腰で投げた。サイドを取る島村だが、青井がガードに戻す。青井が首を固めて背中でクラッチしネルソンの体勢。
反転して上になった青井。立ち上がりスタンドになるが、首投げで投げた島村。青井がすぐに立ち上がりスタンドバックとなり、反転して引き剥がす。残り1分。お互いジャブで牽制。青井がジャブから踏み込んで右を打ち込むと島村ダウン!すかさずパウンド連打!レフェリーストップ! 1R4分21秒、青井KO勝ち。