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インタビュー

【UFC】堀口恭司「UFCのベルトは“獲らずに終われない”」「正直言って速攻、チャンピオンとやりたい」

2024/02/11 20:02
【UFC】堀口恭司「UFCのベルトは“獲らずに終われない”」「正直言って速攻、チャンピオンとやりたい」

(C)ゴング格闘技

「最終目標はUFCのベルト」と明言する現RIZINフライ級王者の堀口恭司(アメリカントップチーム)が11日、UFCで戦う場合、最初に戦いたい相手を「チャンピオン」と指名した。

 本誌『ゴング格闘技』(NO.330)の独占インタビューで堀口は、UFCのベルトについて、「日本人が獲ったことないので。それを獲ったらすぐ辞めちゃうかもしれない(笑)」と笑顔で語ると、「逆に言うと(獲らずに)終われないですよね」と、UFCチャンピオンへのこだわりを語っている。

 さらに、自身のYouTubeチャンネルでは、UFCで試合をする場合、最初に戦いたい相手について、「正直言ってチャンピオンとやりたいなっていうのはありますよね。速攻チャンピオン。そういう風(いきなり王座挑戦)には行かないと思いますけど、チャンピオンとやりたいと思います。狙っているのがそこなんで」と、一気に王座に挑戦したい意向を示した。


(C)Zuffa LLC/UFC

「いままでで一番強かった相手」を2015年4月に「UFC世界フライ級タイトルマッチ」として戦ったデメトリアス・ジョンソン(現ONE世界フライ級王者)と答えた堀口にとって、UFC再挑戦時のフライ級王者は誰になっているか。

 現時点でのUFC世界フライ級王者はアレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)で、それはすなわち、ATTの同門対決ということになる。

 これまでにもUFCウェルター級王座戦でロビー・ローラーとタイロン・ウッドリーがATT同士で対戦し、近年では、PFLでもオマリ・アクメドフとジョシュ・シルヴェイラが同門対決を行っている。

 本誌の取材に堀口は、ATTのオーナーにその可能性について確認したところ、『それはしょうがない。ATTは同門対決が多いから』という返答を得ていることを明かしている。

 現在、堀口はPFLに買収されたBellatorの契約下にあるなかで、フライ級ランキングが存在しない同団体で今後のキャリアをどう積んでいくか。

 先行き不透明ながらも堀口は、「ポジティブになれる秘訣」を問われ、「自分が成功した姿を常に思い描いているから」と答えている。果たしてその姿はいま、堀口恭司がUFCのベルトを巻いている姿なのか。

 本誌の独占インタビューでは、練習仲間で現王者のパントージャを「対戦相手」として見たときの印象、UFC日本フライ級ファイターである平良達郎や鶴屋怜、そしてUFCではフライ級での挑戦を希望している朝倉海についても語られらている。

UFCフライ級ランキング(※2024年2月11日付)

王者 アレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)※リンクから直近の試合
1位  ブランドン・モレノ(メキシコ)※2.24 ロイヴァルと対戦
2位  アミル・アルバジ(イラク)
3位  ブランドン・ロイヴァル(米国)※2.24 モレノと対戦
4位  カイ・カラ・フランス(ニュージーランド)
5位  マテウス・ニコラウ(ブラジル)
6位  マネル・ケイプ(アンゴラ)
7位  アレックス・ペレス(米国)※3.2 モカエフと対戦
8位  ムハンマド・モカエフ(英国)※3.2 ペレスと対戦
9位  マット・シュネル(米国)※3.2 エルセグと対戦
10位 ティム・エリオット(米国)
11位 タギル・ウランベコフ(ロシア)
12位 スティーブ・エルセグ(豪州)※3.2 シュネルと対戦
13位 ス・ムダルジ(中国)
14位 ダビッド・ドボジャーク(チェコ)
15位 平良達郎(日本)

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