【プレリミナリー】
▼フライ級 5分3R
〇ムハンマド・モカエフ(英国)11勝0敗(UFC5勝0敗)※UFC5連勝 126lbs/57.15kg
[3R 3分03秒 肩固め]
×ティム・エリオット(ロシア)19勝13敗(UFC8勝11敗)126lbs/57.15kg
平良達郎と同じフライ級でUFC4勝無敗、プロ・アマ通じて33連勝のムハンマド・モカエフ(英国)が出場。同級10位のティム・エリオット(ロシア)を相手に初のトップ10ランカーとの対戦に挑む。
3月大会では、初参戦のジャフェル・フィーリョにヒザ十字を極められながらも耐えてのリアネイキドチョークで逆転一本勝ち。リハビリで回復させて7カ月ぶりの試合に臨む。対するエリオットは、2021年10月にマテウス・ニコラウに判定負けも、以降、タギル・ウランベコフとビクトル・アルタミラノにいずれも判定勝ちで2連勝中。4カ月間隔で3連勝を目指す。
1R、サウスポー構えから左右で前に出るエリオット。モカエフも詰めて左ローも、そこにカウンターのテイクダウンはエリオット! 上体は背中を着かず、右でオーバーフックするモカエフ。その左腕を抜いてヒジを突くエリオット。左で差して立ち上がるモカエフは右フックで飛び込み、左ハイ、さらにシングルレッグも、切るエリオット。
オーソからスイッチして左の蹴りのエリオットにダブルレッグのモカエフも、切るエリオットはがぶりから両手を着くモカエフに反則の4点ヒザに。
注意でスタンドから再開。モカエフは右を振りダブルレッグでエリオットに尻を着かせる。エリオットは得意のギロチン狙いも首を抜くモカエフが上に。クローズドガードで下からヒジを突くエリオット。細かいパウンドを入れるモカエフだが、エリオットは下からこつこつパンチ。ホーン後に何か言われたのか、エリオットがモカエフを突き押す。
2R、モカエフいきなり低いダブルレッグも、エリオットはカウンターのアームインギロチンチョーク! 絞めるが首を抜くモカエフ。フルガードからヒジ突くエリオット。両者、ともに細かいパンチ。一度離れたモカエフがガードに飛び込むが、そこにエリオットはカウンターの三角! しかし、モカエフは三角絞めをスラムして頭から落として外すと、下のエリオットは再び左で右腕でオーバーフックして凌ぐ。
3R、モカエフをがぶりヒザを突くエリオットだが、巧みに両手を着くモカエフに3発目が入ってしまいブレーク。同じ状態からの再開で、スイッチから持ち上げて上になるモカエフ! 下のエリオットは再び左でオーバーフックも抜いたモカエフはスペースの少ない金網側に抜けて肩固めを極めた。
#UFC294 Official Result: Muhammad Mokaev (@muhammadmokaev) defeats Tim Elliott by Submission, Head & Arm Choke, Round 3, 3:03
— UFC News (@UFCNews) October 21, 2023
Complete Results: https://t.co/jtwdtuOnHn
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ランカーのエリオットに一本勝ちしたモカエフは「ティム・エリオットは王座挑戦経験があるから極めて勝つ必要があった。自分には記録がある。次はカイ・カラフランスと戦いたい。アミール・アルバジ、マネル・ケイプ、誰でも構わない。どこでも戦う。パレスチナの兄弟・姉妹、子供たち、女性たち、世界のみんなに愛と平和を祈る」と語った。