▼UFC世界フライ級選手権試合 5分5R
〇アレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)26勝5敗(UFC10勝3敗)※UFC5連勝 125lbs/56.70kg
[判定3-0] ※50-45×2, 49-46
×ブランドン・ロイヴァル(米国)15勝6敗(UFC5勝2敗)124.5lbs/56.47kg
※パントージャがフライ級王座初防衛に成功
「UFC世界フライ級タイトルマッチ」(5分5R)。
ATTのパントージャは初防衛戦。2021年2月のマネル・ケイプ戦の判定勝ち以降、4連勝で2023年7月にブランドン・モレノをスプリット判定で下し、王座戴冠した。
ロイヴァルは王座初挑戦。ティム・エリオット、カイ・カラフランス相手に2連勝で3戦目で当時1位のブランドン・モレノと対戦。肩を脱臼しパウンドでKO負け。2021年8月にパントージャにリアネイキドチョークで一本負け後、ホジェリオ・ボントリン、マット・シュネル、マテウス・ニコラウに1R TKO勝ちで3連勝で王座挑戦を決めた。
1R、左右で詰めてインロー、さらに金網詰めて先に組むパントージャ。サウスポー構えのロイヴァルはここは突き放す。右インローさらに追って組むパントージャに差し返して突き放すロイヴァル。
左ロー、右ミドルハイと蹴りから前に出てダブルレッグテイクダウンはパントージャ! ハーフのロイヴァルはヒザを間に入れて蹴り上げ、いったん体を離すパントージャに下からヒジ、蹴り上げを狙うロイヴァル。そのスペースで立ち上がりを狙うが、そこは潰して寝かせるパントージャ。
ハーフから腰を抱くと、ロイヴァルは下から潜り、外掛けで足関節からトランジションを狙うが、さばたパントージャが上に。しかし、ここも足を戻したロイヴァルは蹴り上げから立ち上がり。右ジャブを見せると、そこにパントージャは左ローを突く。
2R、ロイヴァルのヒザ蹴りの打ち終わりに組むパントージャだは、ここは離れるロイヴァルが右ジャブで前に。そこにオーソから左カーフを打つパントージャが、ロイヴァルの打撃に合わせてダブルレッグを小外がけと合わせてテイクダウン!
ハーフから右で脇差し、背中を着かせてパス狙い。ロイヴァルは下からパウンドも、足を抜いてパスしたパントージャがサイドへ。いったん左腕を足で殺してハーフから鉄槌まとめ。そのスペースで立ち上がるロイヴァル。
ロイヴァルの左の蹴りにカウンターの右はパントージャ! 足が泳いだロイヴァルに深追いせず、入って来たところにカウンターのダブルレッグを決める。
3R、詰めて右の蹴りを打ち込むパントージャの蹴り足を掴むロイヴァルだが、足を抜くパントージャ。ロイヴァルの打ち返しにカウンターのダブルレッグテイクダウン! 残り4分で背中を着かせ、マウントへ。背中を見せて足をかけさせずに前に落としたロイヴァル。
スタンドで左右を突くロイヴァルに、組んで離れて近づいてきたところにダブルレッグはパントージャ。その首を狙うロイヴァルだが離れる。どっしりと構えるパントージャはロイヴァルの打撃を見切り、右ミドルハイ。ロイヴァルは右ジャブ、左ミドルで反撃して前に。ジャブに頭を振るパントージャの詰めに左ヒザをヒット! しかし詰めるパントージャがダブルレッグテイクダウン。ハーフでこつこつとパウンドを落としてホーン。
4R、先に詰めて開始20秒でシングルレッグテイクダウンはパントージャ! 背中を着かせマウントへ。スクランブルで背中を見せたロイヴァルのバックを奪い、4の字ロック。ロイヴァルは背後のパントージャに拳を向けてケージウォークも逃さないパントージャは右腕でリアネイキドチョーク狙い。凌ぐロイヴァルに今度はは左でパームトゥパームで絞るが、ロイヴァルも後ろ手を剥がす。
4の字ロックが切れなかったロイヴァルだが腰をずらしてシングルレッグで上に。パウンドを打つが、下のパントージャは外ヒールを仕掛けてロイヴァルが足を抜いて上でホーン。
5R、先に詰めるロイヴァル。ジャブを突いて右アッパーで前に。右ジャブを返すパントージャだが、軸がブレる。ジャブを当てるロイヴァルが前に。左右をまとめて金網に詰めて右ヒジ。左ローのパントージャ。ロイヴァルのバックフィストは空振り。手数を多く左を打ち込むが、下がらないパントージャが圧力をかけてダブルレッグテイクダウン。ここはすぐに立つロイヴァルだが、なおも立ち際にダブルレッグでマット中央側に倒したパントージャ!
25 minutes in the books!
— UFC (@ufc) December 17, 2023
Pantoja and Royval go the distance as we head to the judges' scorecards #UFC296 pic.twitter.com/EohKPQ7jX8
セコンドのパルンピーニャの声に腰を抱き、パスアタック。後ろ袈裟からロイヴァルが半身になるとバック狙い。正対したところでニアマウントに! ディープハーフから立とうとしたロイヴァルに鉄槌を落としたパントージャがホーンに右手を挙げた。
MOST FLYWEIGHT WINS - @UFC History
— UFC News (@UFCNews) December 17, 2023
13 - Demetrious Johnson
13 - Joseph Benavidez
11 - Alexandre Pantoja (@PantojaMMA)
All #UFC296 Fight Results ➡️: https://t.co/aSf06Onozl
判定は3-0(50-45×2, 49-48)でパントージャが初防衛に成功。王者は「ロイヴァルはタフでクラクラしたよ。でも王座を防衛するためにここに来た」と語った。
#UFC296 Official Result: Alexandre Pantoja (50-45, 50-45, 49-46 | @PantojaMMA) defeats Brandon Royval by Unanimous Decision.
— UFC News (@UFCNews) December 17, 2023
All Fight Results ➡️: https://t.co/aSf06Onozl
Still the undisputed flyweight king, @PantojaMMA! 🏆 #UFC296 pic.twitter.com/UXiJJV46cc
— UFC (@ufc) December 17, 2023
#UFC296 Official Scorecard: Alexandre Pantoja (@PantojaMMA) vs Brandon Royval
— UFC News (@UFCNews) December 17, 2023
Every scorecard from the judges ➡️: https://t.co/Hk1uM6JQZC pic.twitter.com/apBM1DZmlb