▼第6試合 Krushスーパー・ウェルター級 3分3R延長1R
○森田奈男樹(エイワスポーツジム/第4回JFKO全日本空手道選手権軽重量級優勝)
KO 3R 2分20秒 ※左フック
×アリヤン・モハマディ(イラン/K-1ジム目黒TEAM TIGER)
森田はフルコンタクト空手出身で第4回JFKO全日本選手権軽重量級優勝など数々の実績を持つ。2021年6月のKrushでプロデビューし夜叉猿に判定勝ちすると、11月の2戦目では藤岡裕平に空手仕込みの蹴りを連発し、左ハイキックでKO勝ち。3戦目も藤村大輔を2R46秒、後ろ蹴りでKOして大きなインパクトを残した。4戦目ではイゴール・シウバから内廻し蹴りや後ろ廻し蹴りでダウンを奪って4連続KO勝ちをマークしたが、2022年4月にK-1初出場でジョムトーンにKO負けで初黒星。2023年3月、ベテランの山崎陽一に判定勝ちして再起したのもつかの間、7月に璃久にKO負けを喫した。戦績は5勝(3KO)2敗。
モハマディは今回がKrush初参戦で戦績は6勝(6KO)1敗。
1R、モハマディはテコンドー出身なのか、多彩な蹴り技を次々と繰り出す。パンチから見えにくい角度の蹴りも放つが、森田は左右ローを蹴り続け、終盤には前蹴りも突き刺す。
2R、モハマディは飛び後ろ蹴りを連発し、多彩な蹴りを次々と繰り出す。森田は左ハイをヒットさせると左右フックを繰り出すがパンチは空を切る。回転しまくるモハマディにローを蹴り、終盤は森田も後ろ蹴りを放ち、パンチが当たりだす。
3R、かなり疲れが見えるモハマディに前蹴りを突き刺し、ローを蹴る森田。モハマディはハイキックや後ろ蹴りを連発するもパワーが感じられない。逆に森田はパワーのあるロー、左右フック。ガードが下がったモハマディの顔面を森田の右ストレートが打ち抜き、ダウン寸前になった所へ森田が連打。最後は左フックでマットに沈んだ。
森田はマイクを持つと「王座が不在なのでぜひタイトルマッチをやっていただければと思います」とタイトルマッチをアピールした。