▼第8試合 Krushバンタム級 3分3R延長1R
○白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス/初代KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者)
判定3-0 ※30-29×3
×小浦 翼(K-1 GYM横浜infinity/元プロボクシング第21代OPBF東洋太平洋ミニマム級王者)
白幡はアマチュアで多数の経験を積み、2018年10月にプロデビュー。2019年12月1日にはMuayThaiOpenスーパーフライ級王座を獲得。2021年2月にはKNOCK OUT-REDスーパーフライ級王座も奪取し、6月にプロボクシング元日本ライトフライ級王者・悠斗を破った。2022年3月、RIZINで吉成名高に挑むもTKOで敗れている。2023年2月にKrush初参戦で第6代Krushバンタム級王者・吉岡ビギンを再三の偶発的なローブローがあったものの判定で破った。6月にはK-1で壬生狼一輝に判定負け。9月にKrushで試合が組まれていたが対戦相手の欠場に不戦勝に。戦績は14勝(1KO)5敗1分。
小浦はカシアス内藤のE&Jカシアス・ボクシングジムから2014年8月にプロボクシングでデビュー。2015年東日本新人王、全日本新人王(ミニマム級)となり、2017年7月にはKOでOPBF東洋太平洋ミニマム級王者となった(3度防衛)。15勝(10KO)2敗1分の戦績を残し、2022年10月の試合を最後に引退。今回Krushでのデビュー戦を行う。
今後はフライ級(-51.0kg)でのファイトも視野に入れており、現Krushフライ級王者の悠斗にはプロボクサー時代に勝利(2015.9.24後楽園で判定勝ち)を飾っているだけに、流れ次第ではKrushで元プロボクサー対決が見られるかもしれない。白幡もその悠斗に勝利を収めている。
1R、サウスポーの白幡は左ミドルを多用してバンバンと蹴っていく。小浦の前足にも内側・外側からロー。小浦はスピードのあるロー、ミドルを蹴って蹴りもできる所を見せ、終盤はパンチを繰り出した。
2Rもどんどん左ミドルを蹴って距離をとる白幡。小浦はボディブローを中心に飛び込んでのパンチを繰り出すが、白幡はすぐに離れて蹴りの距離に持ち込む。
3R、白幡は徹底して左ロー、小浦はボディを狙い、蹴りも繰り出して距離を詰めようとするが、白幡は左ミドルの距離を保ち、蹴り続ける