▼第10試合 フライ級(57.0kg)5分3R
〇伊藤裕樹(ネックス)
[判定2-1]
×トップノイ・キウラム(BANGTAO MUAY THAI & MMA)
松宮智生 赤・伊藤 [D0-0 A0-0 G20-0]
橋本 貴 青・キウラム [D0-0 A0-0 G0-20]
豊島孝尚 赤・伊藤 [D0-0 A0-0 G20-0]
7月にヒロヤに判定勝ちした伊藤裕樹(ネックス)と、「Road to UFC」帰りのトップノイ・キウラム(BANGTAO MUAY THAI & MMA)が激突。4年ぶりRIZIN参戦となるトップノイは、2022年のRoad To UFCで堀内佑馬に判定勝利してベスト4。2023年5月の「RTU2」ではワンマッチに出場し、モンゴルのニャムジャルガル・トウメンデムベレルにスプリット判定負けしている。
1R、ともにサウスポー構え。中央を取るトップノイに、伊藤は左回りでステップ。トップノイはワンツーで詰めるが、伊藤がかわす。
互いに左ロー。ワンツーの左の打ち下ろしはかわす伊藤は右に回りながら左フックを打ち込む。
ワンツーで組むトップノイは首相撲ヒザ! 剥がした伊藤も入るが右ジャブを合わせるトップノイ。伊藤の右ローがローブローとなり中断。
再開。大きくステップインして右から左の伊藤をさばいて右ミドル。左ローを当てるトップノイ。さらに左ミドルも、伊藤はその蹴り足を掴んで右ストレートを当てる。テイクダウンを織り交ぜる伊藤を、トップノイが受け切る展開。
2R、中央取るトップノイに左回りの伊藤。左ローをトップノイに、近い距離で左右のワンツーを打ち込む伊藤。トップノイのワンツーからの左ハイはかわす。トップノイは左ロー。
そこに伊藤の左のカウンターは間一髪かわす。左で飛び込む伊藤を頭を傾けてかわすトップノイ。伊藤は今度はサウスポー構えからスイッチしての右ストレートを当てる。両者ともに慎重な展開。
3R、ここまでほぼスタンドのみで戦う両者。右ジャブのトップノイに、遠間からジャブを突き返す伊藤。トップノイのミドルがローブローになり中断。再開。ヒザ着きのダブルレッグ&小外がけの伊藤に、トップノイががぶりらさばく。
前に出る伊藤にトップノイのテンカオがヒット。さらにミドルも。再びダブルレッグの伊藤を受け止めてヒザを入れるトップノイ。残り30秒で組んだトップノイがテイクダウン。すぐに立る伊藤。四つに組んでケージに押し込みヒザ。離れて右を振るがゴング。伊藤の組みを交えた打撃に、トップノイはムエタイの落ち着いた構えとリズムで際のヒジ・ヒザも見せたが……。