▼第1試合 58kg契約 5分3R
〇伊藤裕樹(ネックス)=57.85kg
[判定2-1]
×ヒロヤ(トライフォース赤坂)=57.70kg
伊藤は、RIZINで中村優作、宮城友一にいずれもTKO勝ちするなど、2022年5月から4連勝。DEEPフライ級GPでは準決勝で本田良介に判定負けで決勝進出ならず。2023年5月の前戦では復帰した山本アーセンに判定負けで2連敗となっている。
ヒロヤは、バンタム級からフライ級に転向し、プロMMA戦績は8勝10敗1分。BreakingDownではMMAルールで2勝、キックルールで1敗。DEEPフライ級近辺では、2022年2月に伊澤星花の弟の風我に判定負けも、その後、ひろとと新垣健司に一本勝ちで2連勝。2023年5月の前戦では58kg契約で安谷屋智弘に判定負けしている。
ヒロヤのセコンドには、RIZINで鈴木博昭に敗れた西谷大成。
1R、サウスポー構えの伊藤。オーソドックス構えのヒロヤ。伊藤のジャブに遠間に立つヒロヤ。伊藤の左にシングルレッグに入るが、差し上げる伊藤がヒロヤのバック狙いを潰して上に。ヒロヤの立ち上がりにヒザを突く。
左のパンチのフェイントから左ヒザの伊藤。右を振り詰めるヒロヤはスタンドバックに。しかしクラッチさせない伊藤にコーナー際でヒロヤはシングルレッグ。頭をマットにつけた伊藤はキムラクラッチから正対。
なおも組みくるヒロヤにがぶりから首相撲ヒザ。離れるヒロヤに左ボディストレート。伊藤のハイキックにシングルレッグを合わせるヒロヤ。そこを潰した伊藤に、スクランブルで立ち上がるヒロヤ。前蹴りを当てる伊藤にコーナーに詰めてシングルレッグはヒロヤ。回してテイクダウンし、伊藤の立ち際にヒザを突く。
2R、右ジャブ、左インロー、左ハイの伊藤。ブロックするヒロヤは伊藤の左ストレートに合わせてシングルレッグ。コーナー背に凌ぐ伊藤は左足を外に出すが、脇を潜りスタンドバックに。
正対した伊藤にダブルレッグから投げの打ち合いで上になるヒロヤ。アームロックから亀になり、巻き込み前転で上になる伊藤。立ち上がったヒロヤに、右アッパー、左右で前に出る伊藤は、左ヒザ! さらに左ボディ! 左縦拳。伊藤は詰めて小内刈テイクダウンを狙うが、そこにニンジャチョーク狙いのヒロヤ。サイドに出る伊藤はハーフで上からヒジをこすりゴング。
3R、右カーフを突く伊藤は、ヒロヤの組みを切って、体を入れ替え左右ラッシュ! さらに崩して上に。バックに回りシングルバックでチョーク狙い。4の字ロック。しかし正対し立つヒロヤはボディロックから後方にジャーマンスープレックス! しかし横回転の伊藤は、立ち上がり。
そのスタンドバックにつくヒロヤは後方に崩して肩固め狙い。さらに立つ伊藤に後方への反り投げ。しかし投げ切れず上に乗った伊藤が左右からヒザ蹴り。その蹴りを掴み、ギロチンチョークは伊藤。サイドに出たヒロヤが首を抜いたところでゴング。
打撃で攻勢の伊藤に、コントロールのヒロヤ。判定は2-1に割れて、伊藤が勝利。場内はヒロヤの奮闘に大きく沸いた。伊藤は笑顔なく勝者コールを受けた。
試合後、伊藤は「ちょっと試合前に言うこと考えてたんですけど、ヒロヤ選手がすごく強かったんで、飛んじゃいました。RIZINはそんな甘い舞台じゃないんで、強くなったらまたやろうぜ。でも、ヒロヤ選手の気持ちがすごく伝わった試合なので、もう一度、ヒロヤ選手に拍手を送ってください」と健闘を称えるも、「最後に一言、ヒロヤ選手に僕から。『引退、お疲れ様でした』」と、試合前のヒロヤの「負けたら終わり」の言葉を受けての引退を労ったが……。
It's turning into a fire fight! 🔥
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WHAT A SUPLEX! ✈️
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A close fight sees Yuki Ito defeat HIROYA by Split Decision!#SuperRIZIN2 |📡PPV link in bio pic.twitter.com/rfo5ABOP1R
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