▼第4試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R延長1R
〇山科直史(極真会館/フェザー級17位)
判定3-0 ※30-28×3
×津留純平(FASCINATE FIGHT TEAM/DEEP☆KICK -60kg級7位)
山科は幼い頃から極真会館の成増道場で “ブラックパンサー”ベイノアと極真空手を学び、2019年の「全日本高校生空手道選手権で優勝、2021年6月にプロデビューを果たし、4戦全勝(2KO)の快進撃をしていたが、2022年10月のShin戦で計量オーバーのため失格、不戦敗となった。2023年6月に復帰戦を行い、森下祐樹から強烈な左ボディ、ヒザ蹴りでKO勝ちを奪った。戦績は5勝(3KO)1敗。
津留は原口健飛率いるFASCINATE FIGHT TEAM所属で、2022年5月にデビュー。4勝(2KO)無敗で、2023年4月のDEEP☆KICKではダウン応酬の激闘を繰り広げた。RISEには今回が初参戦。
1R、山科は右へ回り込みながら右ロー狙い、長身の津留は山科が頭を下げながら入って来るところへヒザを突き上げる。飛び込みと長い攻撃で身長&リーチ差を感じさせない山科が左右ボディから左フック、右ローをヒットさせる。
2R、右カーフを蹴る山科に津留は飛びヒザ蹴りや左右フックを繰り出すが、距離を支配しているのは身長もリーチも劣る山科の方。軸足払いでのコカしも決める。山科が左右ボディ、右カーフ。津留が右カウンターを放つが当てたのは山科の方がだ。右カーフと左三日月の山科に津留は距離を詰めて左右フックを打つ。
3R、パンチを当てようとする津留に山科は左ボディ、ジャブ。接近するとヒザでも津留の両腿を蹴る。空手の崩しで転倒させる山科はスネを正面からぶつけるような右ローも蹴り、津留は転倒を繰り返す。さらに左手を津留の右肩に懸け、津留の左足に体重をかけさせての右ローも繰り出す。最後は山科が胴廻し回転蹴りで魅せ、判定3-0で山科が制した。