▼第7試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R
〇奥平将太(フリー/同級10位)
KO 3R 1分13秒 ※左右フック連打
×蒼太(リアルディール)
奥平はBigbangアマチュア6階級制覇、元NJKF EXPLOSION-50kg級王者とジュニア時代から活躍。2020年10月にRISEでプロデビューを果たすと3連勝(2KO)を飾ったが、4戦目でベテランの宮崎就斗に初黒星を付けられた。前戦は2022年10月で大雅の対戦相手に抜擢を受け、延長Rまでもつれ込む接戦を演じるも判定で惜敗。約10カ月ぶりの試合に臨む。戦績は4勝(2KO)3敗。
蒼太は九州の名門リアルディールが新たに送り出した選手で、2021年12月にRISE WESTでプロデビューすると現在まで3勝(3KO)2分と無敗。今回、満を持して東京で初の試合を行う。
1R、奥平はしっかりとジャブを突いていき、蒼太もジャブを返してロー。奥平の鋭い右ストレートが空を切る。蒼太はジャブの連打から右ストレート、ジャブからローの蒼太に左フック、ヒザを蹴る。奥平のジャブに右を被せる蒼太。奥平はいいタイミングで左フック、ヒザを当てていった。
2R、蒼太の入り際や打ち終わりを左フックで狙い撃ちにする奥平。ジャブをしっかり突き、ヒザも突き刺す。奥平は前蹴り2発から左ハイ、これが軽くヒットし、蒼太は一気に前へ出て逆襲しようとするが、奥平のジャブとダイナミックな攻撃に印象をとられる。
3R、蒼太が左ローを蹴っていったところに奥平が右からの左フックでダウンを奪う。一気に左右フックで攻撃をまとめる奥平。豪快な後ろ廻し蹴りを見せると左右フックの連打で前へ出ていき、蒼太をめった打ちに。連続被弾してコーナーへ詰まったところでレフェリーが試合をストップした。
奥平は「急にマイクもらったので緊張しています(笑)。10カ月前に大雅選手と試合してめっちゃ練習したんですけど負けちゃって。一緒に練習してくれた仲間なら分かるんですけれど、こんな強い思いで練習してきて勝てて嬉しいです」と周囲の仲間や応援団にお礼を述べた。