キックボクシング
レポート

【RISE】南原健太が逆転KOで新王者に「K-1でもSBでも連れてきてください」、鈴木真彦が復活の豪快KO、小林愛三が完勝で引退した壽美に涙のメッセージ、小林愛理奈がダウン奪い勝利

2023/08/18 19:08

▼第6試合 -48kg契約 3分3R延長1R
〇小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM/アトム級1位、ミニフライ級2位)
判定3-0 ※30-26×3
×花田麻衣(GROUND CORE)


 小林はフルコンタクト空手出身で強烈なパンチを武器に持つ。正道会館第38回全日本空手道選手権大会2019軽量級優勝など主に関西圏の大会で多くのタイトルを獲得してきた。RISEでは奥脇奈々、平岡琴、百花、祥子JSKらを次々と撃破するも、2022年5月に3度目の対決となった王者・宮﨑小雪とのタイトルマッチで敗れた。8勝(2KO)3敗1分の3敗はいずれも宮﨑に付けられたもの。12月には女子初のオープンフィンガーグローブマッチに臨み平岡を返り討ちにすると、2023年2月にはSB日本女子アトム級王者MISAKIからダウンを奪って勝利した。


 花田はソフトテニス一筋で20年やっていたが、キックボクシングに転向して2017年10月にプロデビュー。3戦目ではあのsasoriと対戦し、判定で敗れるもダウンを奪い合った。2021年7月のRISEで田渕涼香に判定負け後、前十字靭帯断裂・半月板損傷の大怪我を負い、今回が約2年ぶりの復帰戦となる。戦績は3勝(1KO)5敗1分。


 1R序盤から右を当てていく小林。右ストレートが入ると一気に前へ出て行ってジャブ、右ストレートをヒットさせていく。花田は頭を振ってかわそうとするが、そこへ小林の右フック。花田は早くも鼻血を出す。



 2R、小林の左フックが強烈に決まり、小林はもう一度左フック。花田が横っ飛びにダウンする。追いかける小林が右ストレート、左フック、ジャブ。花田の顔面は血だらけだ。ジャブを突いて追い詰めていく小林。花田の出血にドクターチェックが入る。再開後、花田は右ローを蹴って回り込む。


 3R、前に出る小林に花田はステップと前蹴りを使って離れる。右フックから左ボディを狙い撃ちする小林。右ストレート、左フック、左ボディの小林に花田も右を繰り出すが小林の攻勢は変わらず。


 判定3-0で小林が勝利した。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント