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レポート

【Krush】璃明武が技術で永坂吏羅のパワーを封じ初防衛に成功、髙橋直輝が西元也史破り4連勝、璃久が森田奈男樹をKO、目黒翔大がKNOCK OUTからの刺客・新田宗一朗を撃退、元プロボクシング日本王者の悠斗が衝撃の9秒KO

2023/07/22 19:07

▼第5試合 Krushスーパー・バンタム級 3分3R延長1R
〇倉田永輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
判定2-0 ※29-28×2、28-28
ד狂拳”迅(WIZARDキックボクシングジム)


 倉田は2019年11月にプロデビュー。壬生狼一輝、池田幸司らバンタム級トップクラスには敗れたが、2022年2月からスーパー・バンタム級に階級を上げると愛瑠斗、紫苑にKO勝ち、黒田勇斗に判定勝ちと3連勝で勢いに乗っていたが、2月に内田晶に敗れて連勝がストップ。戦績は6勝(4KO)5敗1分。


 迅は“狂拳”のリングネームを“狂拳”竹内裕二から授かり、2020年1月にKrushでプロデビュー。2戦目で永坂吏羅にKO負けを喫したが、2022年2月に光佑をKO、5月に坂本寿希に判定勝ちと連勝。怪我のため今回が約1年2カ月ぶりの復帰戦となる。戦績は3勝(1KO)1敗。


 1R、迅は右カーフを狙い撃ち。倉田が右カーフを蹴り返すとしっかりスネでカットする。倉田は迅にロープを背負わせるとヒザを突き上げて来る。左ボディを打つ倉田に迅はワンツー・左ボディから後ろ蹴りを繰り出して沸かすも、ヒザを蹴ろうと足を上げたところに右フックをもらって倒れ、これがダウンに。立ち上がった迅は右の頭部から出血が見られる。


 2R、ジャブと右カーフ、左三日月の迅に倉田は距離を詰めてヒザ。フックの打ち合いでは迅が左フックでヒットを奪う。両者かなり近い距離でフックとボディを出し合い、迅は右カーフを毛て左ミドル、右ヒザ。倉田も右ストレートで前へ出る。


 3R,ジャブを突きながら前へ出ていく倉田に迅は左へ回り込みながら左右の連打、右カーフ。右ボディに倉田の動きが泊り、さらに右ストレート、右カーフでも倉田が棒立ちに。それでも反撃する倉田に迅はバックハンドブロー。最後は迅が追い込みを見せたが、ダウンを奪った倉田が勝利した。

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