▼セミファイナル(第8試合)Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R
×西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
判定0-3 ※29-30×3
〇髙橋直輝(若獅子会館/初代ACCELバンタム級王者)
西元は15勝のうち12勝がKO勝ちというK-1 GROUPきってのハードヒッター。2022年9月の「第5代K-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」のリザーブファイトで山本直樹を撃破し、12月にKrushスーパー・フェザー級タイトルマッチに臨んだが王者・中島千博に判定3-0で敗れた。今年、中国遠征試合を行ってダウンを奪っての勝利で再起。戦績は15勝(12KO)9敗2分。
髙橋は2022年からスーパー・フェザー級に階級を上げ、現在3連勝と勢いに乗っている。前戦は2023年3月に齋藤祐斗を左フックでKOした。軽快なステップで回り込んでのカウンターを狙うほか、左右フックを思い切り振って回転させる。戦績は16勝(5KO)7敗2分。
1R、西元が前に出てくると左右フックを繰り出す高橋は西元が打ち返してくる前に離れる。ジャブを突く西元にはロー。西元が入ってくるところに左右フックで先手をとる高橋。さらに左三日月も。入り際を狙われる西元は慎重だ。
2R、高橋は左右フックからロー&インロー、西元の入り際に左右の連打を出して入らせず、右ローや左インローを蹴る。西元は右クロスを一発入れるが、右カーフを蹴られる。西元のワンツーは遠く高橋にブロックされる。西元のローがローブローとなって中断。再開後、距離を詰める西元に高橋は左右フックとヒザ、西元はジャブから入るが右が当たらない。西元のジャブをもらって潜り込むような左アッパーを打つ高橋。
3Rも先手を取って右フックから左ボディ、ワンツーから左ボディと先に攻撃を当てていく高橋。西元は完全に後手に回っている。先に攻める高橋に対してガードするか、ジャブを出してもヘッドスリップでかわされる。西元の踏み込みにバックステップした高橋は飛びヒザ蹴り。西元がロープに詰めるも高橋はすぐに脱出する。ロープに詰めて接近戦に持ち込む西元だが、バッティングで倒れる。