▼第6試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R
〇目黒翔大(優弥道場)
判定3-0 ※30-29×3
×新田宗一朗(クロスポイント吉祥寺/JAPAN KICKBOXING INNOVATIONスーパーフェザー級王者)
目黒は5勝(2KO)6敗2分のサウスポーで、前戦は2023年4月に赤田功輝に判定勝ち。3連敗からの2連勝をマークした。山本優弥を師匠に持ち、しぶといファイトを身上とする。
新田は空手、ボクシングを経て17歳からキックボクシングを始めた。アマチュア大会で20戦13勝6敗1分の成績を収め、2019年2月のPancrase REBELS Ring 1でプロデビュー。10戦無敗の快進撃を続けたが、2021年10月の『KNOCK OUT』で力也に初黒星。2022年4月にはINNOVATIONスーパーフェザー級王座を奪取し、7月のRIZINで大雅と対戦するも判定負け。10月にはカミシロに延長Rで勝利して再起したのも束の間、12月に初代KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定戦で久井大夢にKO負けを喫した。2023年4月のINNOVATION王座防衛戦はドローで防衛に成功。戦績は10勝(4KO)3敗4分。
対抗戦と銘打ってはいないが、事実上のKrush vs.KNOCK OUTの戦い。ここまではKNOCK OUT側の4勝1敗となっているが、目黒は一矢報いることは出来るか。
1R、サウスポーの目黒は左ローを蹴っていき、左サイドをとって左フック、左ボディ。新田は様子見か、ジャブを突くのみ。
2Rも左右フックで距離を詰めていく目黒。新田はロープを背負ってこれを両腕ブロックし、右ローを蹴っていく。新田をロープに背負わせて連打を放っていく目黒。身体を丸めてディフェンス一辺倒の新田に手数を出して攻める目黒だったが、バッティングとなってしまい試合中断。再開後は新たも攻めの姿勢を見せるも、インローがローブローとなってしまった。
3Rも前に出るのは目黒。手数を出して左右フックで新田にロープを背負わせる。新田も左フックとワンツーで反撃も、目黒が前に出てくるとコーナーまで弱々しく下がってしまう。身体を押し付けてガムシャラにボディを打つ目黒。新田も右ストレート、ヒザを返すが手数が少なく、後ろに下がるため目黒のアグレッシブが目立つ。