▼第10試合 フェザー級(66.0kg)5分3R
〇鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)65.95kg
[1R 0分56秒 TKO] ※左フック→マウントからパウンド
×西谷大成(トライフォース赤坂)66.00kg
「朝倉未来1年チャレンジ」の1期生で、未来がプロデュースする1分間格闘技「BreakingDown」にも出場経験がある西谷大成(トライフォース赤坂)も初出場組の1人。
MMA6勝5敗で白星と黒星を繰り返すなか、2022年5月のDEEPで当時5戦勝ち星がなかった(1分挟む)星野豊に判定負け。戦場をいったんBreakingDownに移してハイメに快勝すると、2022年9月にDEEP戻って巽大祐に判定勝ち。2023年5月の前戦では、レスリングベースでキャリアのある高野優樹の組みを切って、要所で打撃を入れての判定勝ち、初の連勝をマークし、評価を上げている。
対する鈴木博昭は、元シュートボクシング王者。MMAでは、2022年3月に昇侍に1R TKO勝ち後、7月に平本蓮にスプリット判定負け。11月に青井人に判定で敗れて以来の試合となる。連敗から脱出なるか。
1R、ともにサウスポー構えから、いきなり間合いを詰める西谷がダブルレッグテイクダウン! 右で脇を差して立ち上がった鈴木は突き放し、右ロー。頭を下げて右前手のフックを狙う。ロープに詰めた西谷は右跳びヒザで飛び込み。そこに鈴木は右に頭を傾けて、左オーバーハンド!
左フックで迎撃されてダウンした西谷に、鈴木はすぐさまマウントから左右を連打し、意識を飛ばして、試合を決めた。
リング上で鈴木は、「北海道の皆さん、応援ありがとうございました! 久しぶりの勝ちで心から嬉しいです。サトシ、一緒に練習してくれたみんな、ありがとう。皆さんに聞きたいことがあります。今日試合、面白いと思った方、万雷の拍手をお願いします!(大拍手)次も怪物くんの試合、こうご期待! ワハハハハッ」と高笑いでリングを後にした。