▼第1試合 RIZINキックボクシングルール 57.5kg契約 3分3R
〇山川賢誠(Kickboxing Academy Sapporo)57.30kg
[2R 1分22秒 TKO]
×平野凌我(M.T.S)57.40kg
RISEのランカー同士の試合。1R、サウスポーの山川が前に出て行くと平野はステップで動きながら左カーフ。山川は左ストレート、右フックで迎え撃つ。ジャブを上手く当てる山川。平野は左右カーフを蹴りつつ、右ミドルも放つ。山川がワンツーをヒットさせると、平野が前へ出てワンツーを打ち返す。徹底したカーフから平野が左フック、右ハイから山川の右フックをかわしての右ストレートでダウンを奪う。右ストレートとカーフの波状攻撃でラッシュをかける平野に山川は下がりながらも右フックを打ち返して耐えた。
2R、山川は左三日月蹴りを連発、平野は変わらず左右カーフを蹴っていく。前に出た平野に山川が右フックを合わせてダウンを奪い返す。大いに盛り上がる場内。平野はすぐに前へ向かっていくが、山川が左フックで2度目のダウン。ラッシュをかけた山川が連打からの左フックでレフェリーストップ、逆転TKO勝ちに成功して大会に見事火をつけた。
山川はマイクを持つと「初めてのRIZIN札幌大会で気合い入っていたんですが、最初は空回りして平野選手が強くてダウン取られちゃいました。またタイミングがあればRIZINに出させていただいて…言うことを忘れちゃいました」と笑顔を見せた。