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【修斗】“スーパー高校生”中池武寛が10カ月振り復帰でアフメドフと対戦。“世界のTKの愛弟子”杉野光星と“山本KID徳郁の遺伝子を継ぐ”中野剛貴が激突、岡田嵐士が“北九州のフィニッシャー”柴山海音と対戦=3月29日(日)後楽園

2026/02/26 02:02
 2026年3月29日(日)東京・後楽園ホールで開催される『プロフェッショナル修斗公式戦 2026 Vol.2』の追加カードが発表された。  ライト級&女子アトム級のダブル世界戦が決定している後楽園ホール大会。現在までに6カードが発表されているが、新たに3つの対戦カードがリリースされた。 ▼バンタム級 5分3R杉野光星(同級世界2位/ALLIANCE)4勝0敗中野剛貴(NAUGHTY HOUSE)4勝3敗  まずは、2023年9月23日に修斗に参戦して以来、現在まで負けなしの4連勝。一気に世界ランキング2位まで登り詰めた杉野光星(同級世界2位/ALLIANCE)が、現在3連勝中と波に乗る中野剛貴(NAUGHTY HOUSE)と対戦する。  杉野は、谷井翔太、平川智也、川北晏生に判定勝ちすると、25年9月の前戦でザヒド アフメドフを右ストレートで41秒 KO。4連勝をマークした。柔道ベースの組みの強さが打撃にも活きている。  中野は、瀬戸口怜久、松下祐介に判定勝ちすると、25年7月の前戦でテイクダウンに定評のある青柳洸志の組みを切って、左ストレートから右フック、ボディへの左ミドル、さらにヒザ蹴りを突き刺してパウンドアウトで葬り去っており、フィニッシュまで持っていくスタイルを確立した感がある。 “世界のTK”高阪剛の愛弟子・杉野と、山本KID徳郁の遺伝子を継ぎ、コクエイマックスのコーチを受ける中野。両者ともに“打”と“倒”のバランスに長けており、どちらが先にイニシアチブを握るか、ハイレベルなスタンドが予想される。 ▼フライ級 5分3R中池武寛(パラエストラ小岩)6勝1敗ザヒド・アフメドフ(インドネシア/チーム侍)0勝2敗  フライ級で注目は“スーパー高校生”中池武寛(パラエストラ小岩)の約10カ月ぶりの参戦だ。  中池はプロデビューから4連勝も、24年11月にシモン スズキに1R TKO負けで初黒星。しかし、25年3月に下田洋介を1R ギロチンチョークで極めて再起を飾ると、5月の前戦で岡田嵐士を1R パウンドアウト。再び連勝街道に乗っている。  圧倒的な攻撃力とセンス溢れる試合運びでデビューから注目を浴びる中池。高校1年生にして全日本アマチュア修斗選手権で優勝。その際のインタビューで「全勝で勝ち上がって平良達郎をフルぼっこにしたい」と“スーパーノヴァ”を名指しで指名し関係者を驚かせた。4月12日にUFC世界フライ級王者ジョシュア・ヴァンへの挑戦が決まり、日本人初のUFC王者の期待がかかる平良に続く、超新星が3連勝なるか。  その中池の対戦相手となるのがザヒド・アフメドフ(インドネシア/チーム侍)。ザヒドは前戦で杉野光星と対戦し、持ち味を発揮する前に試合が終わってしまったが、今回はフライ級に階級を落として再チャレンジ。キックボクシングでは8戦中7勝4KOのレコードを持っており、打撃戦に持ち込めればかなり手強い相手になるだろう。  約10カ月ぶりの試合で中池がインドネシアのストライカーを相手にどんな戦いを見せるか。それともアフメドフが覚醒なるか。 ▼フライ級 5分3R岡田嵐士(リバーサルジム新宿Me,We)5勝1敗柴山海音(柔術&MMAアカデミーG-face)4勝2敗  フライ級で更に注目のカード岡田嵐士(リバーサルジム新宿Me,We)と勝ち星全てが一本勝ちという“北九州のフィニッシャー”柴山海音(柔術&MMAアカデミーG-face)の一戦も決定。  柴山は1.28ニューピアホール大会で大竹陽にKO負けしたが早くも復帰戦を迎える。一方の岡田は現在連勝しており、中池戦でのKO負けを完全に払拭。勝って3連勝となるか? それとも柴山が寝技に持ち込んで極めるか?   同日には関口祐冬(同級世界3位/修斗GYM東京)vs.中村優作(TEAM FAUST)、高岡宏気(同級世界2位/FORCE GYM)vs.杉本静弥(THE BLACKBELT JAPAN)とフライ級トップランカーの直接対決が並ぶ中、新たに決まったこの2カードもランキングに大きく影響することになること間違いない。フライ級大戦争が勃発する中、ピッグバンを起こすのは誰だ!?  現在までに9カードが並ぶ同大会、W世界戦が決定したため、通常より開始時間が30分早い、17時30分に大会開始となる。なお、修斗BASEオンラインショップでは『早割』を実施中だ。 [nextpage] 『プロ修斗公式戦 2026 Vol.2』既報カード ▼修斗世界ライト級チャンピオンシップ 5分5Rキャプテン☆アフリカ(総合格闘技道場コブラ会)王者・初防衛戦 12勝2敗エフェヴィガ雄志(TRIBE TOKYO MMA)挑戦者・同級2位 11勝7敗 まずはライト級世界王者キャプテン☆アフリカ(総合格闘技道場コブラ会)の初防衛戦が決定。2024年7月28日に大尊伸光を破り、第15代世界王座戴冠後は、連戦となった8月の『ROAD FC69』でパク・シウォンに1R TKO負け、25年7月の『Ultimate Shooting』で1R KO勝ち後、25年11月の『RIZIN LANDMARK 12』でキ・ウォンビンに判定負けと、他団体で試合を行ってきたキャプテンが修斗に返ってくる。  その防衛戦の相手が以前から対戦が決定していたエフェヴィガ雄志(挑戦者・同級2位/TRIBE TOKYO MMA)。しかし、エフェヴィガは1月18日の開幕戦でまさかの敗戦。11連勝後の『ROAD TO UFC』で現UFCのドム・マー・ファンに判定負け後、TTFCでケーラン・ジョブリンに判定勝ちで再起を遂げていたエフェヴィガだが、25年1月に韓国版“進撃の巨人”イム・クァンウに1R TKO負けを喫していた。  1R 残り11秒でのレフェリーストップ。イムの足にダメージもあり、2Rも見たかったが予想だにしない結末を迎えることとなった。しかし、長南亮代表率いる“練馬ピラニア軍団”に連敗は許されない。  柔道仕込みの投げと極めで幾度もピンチを潜り抜けてきた王者キャプテン☆アフリカと、捲土重来を期して挑むエフェヴィガ雄志。このチャンピオンシップはやるか・やられるか、だ。ただでは終わらない危険な匂いがする因縁の王座戦だ。 ▼修斗世界女子アトム級チャンピオン決定戦 5分5R中村未来(同級世界1位/マルスジム)青野ひかる(同級世界3位/FIGHT LYNX)  前王者・古賀愛蘭(BURST)のタイトル返上により、現在空位となっている女子アトム級世界王座の決定戦が、中村未来(同級世界1位/マルスジム)と青野ひかる(同級世界3位/FIGHT LYNX)の間で行われることが決定した。  両者は25年9月に一度対戦しており、この時は修斗初参戦となった青野を中村が迎え撃つ形に。打撃の中村、組みの青野という大方の予想の中、一瞬のチャンスを逃さず、2Rに中村が腕十字で青野を斬って落とした。この一戦の勝利でトップコンテンダーの位置を揺るぎないものとした中村。後は王座決定戦の対戦相手を待つのみとなったが、青野が1月18日の『COLORS Vol.6』で1階級上の深井志保と対戦。鬼気迫る表情で1Rにキムラロックを極めて貫禄の勝利。  同大会では徳本望愛(THE BLACKBELT JAPAN)が、杉本恵(AACC)を相手にジャイアンキリングを起こし判定勝利しており、この結果によりランキングが大きく変動。1位中村、2位徳本、3位青野となったが、徳本がタイトルショットをキャンセルした為、青野がビッグチャンスを掴んだ。  青野が修斗への参戦を決めた理由の一つに夫である渡部修斗の父で、修斗初代ウェルター級(現ライト級)王者だった渡部優一氏に「お義父さんに修斗のベルトを巻いたところを見てほしい」と思ったからだと発言しており、往年のファンが感泣しそうなコメントを残している。  一方“北のストライカー”と異名を取る中村だが、前回の対戦ではサブミッションで勝利しており、怪我でのブランク明けとは思えない動きを見せてコンプリートファイターへと変貌した姿を見せて「心技体」、「打投極」共に死角が見当たらない程の完成度を誇っている。  青野が義父・渡部氏にチャンピオンベルトを見せることが出来るか? それとも中村が返り討ちして北の大地にベルトを持って帰るか? 世界タイトルを賭けた舞台はセットされた。 ▼フライ級 5分3R高岡宏気(同級世界2位/FORCE GYM)杉本静弥(THE BLACKBELT JAPAN)  そしてフライ級で注目の対戦カードが決定。プロ修斗・香川大会を中心にキャリアを積み、25年10月の前戦で大竹陽を2R リアネイキドチョークで極めるなどランキング2位の実力者・高岡宏気(同級世界2位/FORCE GYM)と、4連続KO勝利で驚きの秒殺劇を見せている急成長中のファイター杉本静弥(同級世界6位/THE BLACKBELT JAPAN)が激突する。 (C)TORAO NATION STATE  特に杉本はここ3試合で大竹陽を12秒、山本壮馬を25秒、梅筋毒一郎を138秒で葬り去っており、試合時間のトータルが175秒という恐るべき殺傷能力を見せつけている注目のファイターだ。 (C)SUSTAIN / SUSUMU NAGAO  同大会では前世界王者・関口祐冬と“浪速の爆弾小僧”中村優作の一戦も決定しており、結果如何ではランキング大変動も十分考えられる。この日はフライ級にとって大きな分岐点となる一日となりそうだ。 ▼フライ級 5分3R関口祐冬(修斗GYM東京)同級世界3位中村優作(TEAM FAUST)  そして、裏メイン級の注目カードが実現した。“浪速の爆弾小僧”中村優作(TEAM FAUST)と、前フライ級世界王者・関口祐冬(同級世界3位/修斗GYM東京)の一戦が決定。  関口は暫定から正規王者になった25年11月の重要な一戦で亮我のリアネイキドチョークにタップアウト。世界王座から陥落した。  一方、優作は修斗復帰戦となった大阪大会で「新世代で最も勢いがある」と言われていた打威致に判定勝ちで完封しており、完全復活を印象づけた。  ロングレンジからの一発で試合を決める拳を持つ両者。3歳から日本拳法を学んだ中村優作と、物心つく前から少林寺拳法の師範である父に師事した関口祐冬。互いのルーツは違えど、MMAでここに交わる。間違いなく聖地を揺らす熱いファイトになるだろう。 ▼インフィニティリーグ2025 女子スーパーアトム級 5分2R高本千代(高本道場)勝ち点8村上彩(修斗GYM東京)勝ち点7  そして2025ー2026に掛けて熱戦が展開されてきた「インフィニティリーグ2025女子スーパーアトム級」が今大会で最終節を迎える。  優勝の可能性を残すのは勝ち点8の高本千代(高本道場)と、勝ち点7で追う村上彩(修斗GYM東京)の2人。  両者が直接対決で雌雄を決する。より早く、より多く勝った者が高得点をゲット出来る過酷なリーグ戦を制し、今年の顔となるのは果たして高本か、それとも村上か? ▼インフィニティリーグ2025 女子スーパーアトム級 5分2R片山智絵(修斗GYM大阪)勝ち点4erika(THE BLACKBELT JAPAN)勝ち点3  また世界ランキング2位のerika(勝ち点3/THE BLACKBELT JAPAN)と、4位の片山智絵(勝ち点4/修斗GYM大阪)もリーグ戦最終試合が組まれており、ともに有終の美を飾り次戦に繋げる試合にしたいところ。
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