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レポート

【Krush】里見柚己が大沢文也の執念を封じて王座奪取、新美貴士が2度のダウンを奪って寺田匠に初黒星付ける、稲垣澪がMOMOTAROを破る、KNOCK OUTの大谷翔司が2度ダウン奪い勝利、加藤和也は黒田勇斗が撃退

2023/06/16 18:06

▼第3試合 Krushスーパー・バンタム級 3分3R延長1R
〇黒田勇斗(K-1ジム心斎橋チームレパード)
判定3-0 ※30-29×2、30-28
×加藤和也(ドージョー☆シャカリキ)


 黒田は2018年5月からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、林勇汰、森坂陸、蒼士、椿原龍矢、小倉尚也らと対戦。2021年8月・10月に行われた「第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」では準決勝に進出するも璃明武に敗れ、2023年2月の「K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」では1回戦で金子晃大に敗れ、10月には倉田永輝にも敗れて3連敗中。戦績は5勝11敗1分。174cmの長身を誇る。


 KNOCK OUTから初参戦の加藤は伝統派空手出身で、パワーとアグレッシブさを活かしたガッツ溢れる戦いぶりで3連勝して2021年5月からKNOCK OUTに参戦。炎出丸、2022年4月に工藤“red”玲央、12月に小倉尚也に敗れて3連敗。戦績は7勝(1KO)8敗。


 1R、ローの蹴り合いから黒田は右カーフと左三日月を狙っていく。加藤は飛び込んでの左フック、右ロー。黒田がしっかり距離をとりながら蹴りでダメージを与えていく。


 2R、ジャブを多用する黒田に加藤は飛び込んでの左ボディを命中。ここから加藤はボディに狙いを絞る。黒田は1Rと同じく右カーフと左三日月でダメージを与えていき、加藤の飛び込みを警戒してかこのラウンドは手数が少なくなった。


 3R、前に出る加藤だが、黒田はしっかり自分の距離をジャブで保って右カーフ。右ストレートもクリーンヒットさせる。ガムシャラに前へ突っ込む加藤をよく見てかわし、黒田が巧みに当てて判定勝ちを収めた。


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