キックボクシング
レポート

【RISE】大激闘のフルラウンドを制したのは中村寛、大﨑一貴が後ろ廻し蹴り一閃、華麗なKO勝ちで世界王者に。ラウンドガールの宮原華音が秒殺KO勝ち

2023/04/21 18:04

▼オープニングファイト RISEチャレンジマッチ フライ級(-52kg) 3分2R
○宮原華音(TARGET SHIBUYA/FIRST ORDER AGENT)
KO 1R 0分39秒 ※右ストレート
×金子久美子(NEXT LEVEL渋谷)


 宮原はRISEのラウンドガールユニット「R-1SE Force」のメンバー。全日本少年少女空手道選手権大会(全空連主催)優勝の経歴の持ち主で、今年1月に行われたアマチュア大会『RISE Nova』に初参戦するとミドルキックで秒殺KO勝利を飾っている。


 対戦相手はRISEフライ級王者・小林愛三を始め数々の女子選手を擁するNEXT LEVEL渋谷が満を持して送りこむ金子久美子だ。宮原と同じく今大会がデビュー戦となるが着実にアマチュア大会で経験を積んでおり、注目度の高い宮原との1戦でインパクトを残したいところ。


 1R、宮原がワンツー、左ミドルからのワンツーで先制するが、金子がワンツー・左フックで前へ出る。ボディもヒザと左フックで攻める金子に宮原は下がるが、宮原がカウンターの右ストレート。これで棒立ちになる金子へ宮原が続けて右ストレートを2連発。一瞬置いて倒れる金子。レフェリーがすかさずストップし、宮原が衝撃KOでデビュー戦を勝利で飾った。金子はしばらく立ち上がれないほどのダメージを負った。


 宮原はマイクを持つと「不安はあったんですけれど出るからには選手の一人として見てもらえるように、こんなに大勢の人が見に来てくれるので絶対にやってやろうと思っていました。この後もラウンドガール見てください!」と高らかに叫んだ。宮原はこの後、本戦にラウンドガールとしてリングに立つ。


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