▼第6試合 オープンフィンガーグローブマッチ -46kg契約 3分3R
○平岡 琴(TRY HARD GYM/アトム級2位)
判定3-0 ※30-28×3
×菊地美乃里(GONG-GYM坂戸)
平岡は極真会館の『全日本女子ウェイト制空手道選手権』軽量級優勝の実績を持ち、多彩な蹴り技が持ち味の選手。2020年2月には3連勝でRISE QUEENアトム級王者・紅絹に挑み、ダウンの応酬の末に判定で敗れた。その後、泥沼の4連敗を経験するも2021年9月の奥脇奈々戦で勝利をつかみ復活の狼煙をあげると2022年2月には田渕涼香、6月に百花を破り3連勝。2022年12月にはRISE女子初のOFGマッチに臨んだが、小林愛理奈に判定で敗れた。歯に衣着せぬ発言で話題を呼ぶ“怖いお姉さん”。戦績は12勝(3KO)8敗1分。
OFGマッチ初挑戦となる菊地も平岡と同じくバックボーンに空手を持ち2021年9月にプロデビュー。果敢に前に出て打ち合いに行くスタイルで7戦2勝4敗1分の戦績を持つ20歳。昨年12月には田村潔司率いるGLEAT MMA旗揚げ戦に参戦し、女子プロレスラーの福田茉耶に勝利している。
1R、平岡がジャブで先制していくと菊地が左右フックで果敢に打ち合いにいく。一度離れると平岡は左ミドル、右ロー。菊地も右ローを返す。平岡がワンツーからバックハンドブロー、菊地はすかさず前へ出て左右フック。右フックから左ボディの平岡に菊地は右フック。
2R、菊地は果敢に前へ出て左右フックを繰り出していくが、平岡がよく見て右を打つ。平岡が左ボディから左フック、さらにヒザ。平岡の左ボディからの左右フック、そしてヒザのコンビネーションが次々命中し、菊地はロープを背負う。離れると右ローを蹴る平岡は右アッパーも突き上げる。被弾する菊地だが、それでも左右フックを強気に打ち返す。
3R、右のパンチを当てていく平岡に菊地はガムシャラな左右フック。平岡は後ろ廻し蹴り、離れると右ロー、左ボディからヒザ。菊地は一歩も退かず手数を出すが、平岡のヒザがボディに突き刺さる。ラッシュをかける菊地に平岡はヒザとロー。