キックボクシング
レポート

【RISE】大激闘のフルラウンドを制したのは中村寛、大﨑一貴が後ろ廻し蹴り一閃、華麗なKO勝ちで世界王者に。ラウンドガールの宮原華音が秒殺KO勝ち

2023/04/21 18:04

▼第4試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
△戸井田大輝(戸井田ジム/同級11位、MA日本スーパーバンタム王者)
ドロー 延長R 判定1-1 ※10-9、9-10、10-10
△濱田祐生(フリー/DEEP☆KICK-57.5kg級3位)
※本戦の判定は29-28、29-29、28-28。


 濱田は前日計量にて58.20kgの700gオーバーでパス出来ず。本来なら公式ルールに基づき当日再計量を実施するところだが、戸井田陣営より「引き続き減量を行って体調不良により試合が不成立となるより、現時点のまま再計量を行わず何としてでも試合を成立したい」という強い要望があったという。


 これを受けて戸井田陣営、濱田陣営、RISEコミッションを含む3者で協議を行った結果、当日計量は行わず、減点1+グローブハンデ(戸井田6オンス、濱田8オンス)で3者合意のもと試合を実施する運びとなったことが発表された。


 1R、前に出る戸井田が右フック、濱田がジャブを出すと戸井田は左フックをかぶせようとする。濱田の右ハイが左目に当たったか、目をつむる戸井田だが強気に打ち合いに行く。戸井田はコーナーへ追い詰めての左ボディ、濱田もノーガードの戸井田に左右フックを浴びせていく。濱田はさらに飛びヒザ。


 2R、戸井田は潜り込むように左ボディ、濱田は右ストレートからの右ロー。ジャブで距離をとり始める濱田は、戸井田が体勢を低くしてボディを打って来るとヒザを突き上げる。それでもガムシャラに前へ出る戸井田。ノーガードの戸井田はワンツーを被弾するが、前へ出て打ち合いに行く。


 3R、左カーフと右ミドルにグラっとなる戸井田。しかし、すぐに打ち合いに行く。ジャブを被弾しながらも前へ出る戸井田へ濱田は右フックと左ロー。もらってももらっても前へ出る戸井田に濱田は右ミドル、ヒザ、ジャブ。ヒザや右ハイをもらってグラつきながらも立ち続け、左右フックを繰り出す戸井田。


 判定はドローとなり、延長戦へ。ジャブと右ローで距離をとる濱田に戸井田は大きく振りかぶってのフックを繰り出すが空を切る。前へ出る戸井田にヒザを突き上げる濱田。戸井田は左ボディから左フック、飛び込んでの左フックと前へ出て攻め続け、さらに左ボディをめり込ませる。濱田は前蹴り連発で戸井田を寄せ付けず、右ストレートも。


 判定は三者三様のドローとなった。

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