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レポート

【ONE】和田竜光が一本勝ち、ユンチャンミンがスプリット判定勝ち。ライト級王者アーセルがボディ一閃KO勝ち、“エルボーゾンビ”ムアンタイがヒジでクラップダムをKO、サムエー圧倒KO勝ち

2023/03/17 19:03

▼フライ級 5分3R
〇和田竜光(日本)
[1R 1分52秒 リアネイキドチョーク]

×アーネスト・モンティーリャ(フィリピン)

 3月17日(金)の『ONE Friday Fights 9』に出場する和田は、2021年10月の『Road to ONE』で竹中大地にスプリット判定勝ち後、2022年1月には体重超過した中国のワン・シュオと61.5kgのキャッチウェイトで戦い、判定勝ちで2連勝。

 しかし、2022年6月の前戦でONEフライ級2位のカイラット・アクメトフに判定負けで、王座戦線から一歩後退。今回はルンピニーのリングでの再起の一戦となる。

 対戦相手のモンティーリャは、MMA10勝4敗で今回がONEデビュー戦。2014年11月の『PXC46』でアルヴィン・カクダックとバンタム級王座決定戦に臨み、3R リアネイキドチョークで一本負けで戴冠ならず。翌2015年6月には、後にUFCで佐々木憂流迦とも対戦するジェネル・ラウザに1R TKO負けで連敗。

 しかし、その後はURCCなどで5連勝中。2018年9月に空位のフライ級王座をジアー・カスティロと争い、1R リアネイキドチョークで一本勝ちでベルトを巻くと、2019年4月には初防衛にも成功している。

 その後、試合から遠ざかり、今回の和田戦が3年11カ月ぶりの復帰戦となる。和田にとっては、再び上位陣と戦うために負けられない一戦となる。

 1R、ともにオーソドックス構え。モンティーリャの右に右を狙う和田。右の飛び込み。右から組みに行くが、ここは切るモンティーリャが右。

 かわす和田は、モンティーリャの右の入り際に右を当てて腰を落とさせると、バックから4の字ロック、身体を伸ばしてリアネイキドチョークをパームトゥパームで極めてタップさせた。

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