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【UFC】ヘビー級転向のジョン・ジョーンズが3年1カ月ぶりオクタゴンでガーヌ破り王者に! “絶対女王”シェフチェンコが王座陥落、グラッソがベルト巻く。怪物ラフモノフが17戦全フィニッシュ勝利、超新星ニコルが初回一本勝ち。元SEI☆ZAのタバサがペネに一本勝ち!=『UFC 285』

2023/03/04 22:03

▼ミドル級 5分×3R
〇ボー・ニコル(米国)4勝0敗(UFC1勝0敗)※レスリングU-23世界選手権優勝 185.5lbs/84.14kg
[1R 2分54秒 肩固め]

×ジェイミー・ピケット(米国)13勝9敗(UFC2勝5敗)186lbs/84.37kg

 UFCミドル級に27歳、ボー・ニコル(米国)が初登場。フリースタイル、そしてフォークスタイルレスラーのニコルは2019年、U-23世界選手権の92kg級王者で、NCAAディビジョン1でも3連覇を成し遂げている“ピンフォール王”。

 MMAでは2022年のダナ・ホワイトコンテンダーシリーズでの2勝を含む3連勝をすべて1R決着で勝利しUFCと契約をかわしている。

 アメリカントップチーム所属で、階級は違えど堀口恭司の盟友でもある。エリートレスラーでありながら1勝はサウスポー構えからの左右ストレートでのKO。そして2勝目はリアネイキドチョーク、3勝目は背中をつけての三角絞めという「寝技」にも長けている。

 組み技だけなら現王者にも勝てると言われるニコルは、『UFC 285』のナンバーシリーズでUFCデビューし、いきなりメインカード入り。MMA13勝8敗(UFC2勝4敗)、柔術茶帯のジェイミー・ピケット(米国)を相手にどんな試合を見せるか。

 1R、オーソのニコルは右ハイでスリップもすぐに組んでピケットを金網に押し込む。ヒザを突くと、ピケットはローブローをアピールも、ニコルは右で差し上げて、左で足首を掴んでテイクダウン!

 立ち上がろうとするピケットをがぶり倒して、アナコンダチョーク狙いからバックに回り、両足をかけてリアネイキドチョークへ。パームトゥパームで絞めてから解除して肩固めへ! ピケットは両手をクラッチして防御。ハーフのまま絞めるニコル。マウントに戻り、絞めて2度タップさせた。

  試合後、ニコルは「ずっとこのためにやってきた。これで27歳、4勝無敗。このまま走り続けてベルトを獲って、パウンドフォーパウンドになる」とミドル級王座獲りを宣言した。

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