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【UFC】ヘビー級転向のジョン・ジョーンズが3年1カ月ぶりオクタゴンでガーヌ破り王者に! “絶対女王”シェフチェンコが王座陥落、グラッソがベルト巻く。怪物ラフモノフが17戦全フィニッシュ勝利、超新星ニコルが初回一本勝ち。元SEI☆ZAのタバサがペネに一本勝ち!=『UFC 285』

2023/03/04 22:03

▼ミドル級 5分3R
〇ドリカス・デュ・プレシ(南アフリカ)19勝2敗(UFC5勝0敗)※UFC5連勝 185lbs/83.91kg
[2R 4分59秒 TKO] ※パウンド、タオル投入
×デレク・ブランソン(米国)23勝9敗(UFC14勝7敗)185.5lbs/84.14kg

 ミドル級5位のブランソンと、10位のデュ・プレシ。ダレン・ティルにリアネイキドチョークで一本勝ちするなどUFC5連勝も、2022年2月の前戦でジャレッド・キャノニアに2R KO負け。

 南アフリカでWAKO K-1世界王者となったデュ・プレシはKSWでミドル級王者にもついた。2020年のUFCデビューから4連勝で、2022年12月の前戦でダレン・ティルに3R リアネイキドチョークを極めている。

 1R、サウスポー構えのブランソン、オーソのデュプレシは右ハイ、左ミドルも蹴り足を取ったブランソンが投げてテイクダウン。そのままサイドを奪うが、デュプレシもハーフに片足を戻して立ち上がり。そこにギロチンチョークを狙っていたブランソン。

 クローズドガードに入れるが、十分分かっていたデュプレシは首を抜く。下から外掛けの外ヒールのブランソンに、デュプレシはアンクルホールドに。回転して足を抜いたブランソンはバックに。落とそうとするデュプレシの足を取って着地するブランソンは左右ラッシュ! 下がりながらダブルレッグに入るデュプレシをそのまま押し潰したブランソンはリアネイキドチョークへ。足はかかっておらず、正対して立ち上がったデュプレシが右ヒジを放ったところでホーン。

 2R、サウスポー構えから左前蹴りを腹に突くブランソンは左右ラッシュ。凌ぐデュプレシは右で飛び込み。ブランソンは左前蹴りでデュプレシを下がらせる。デュプレシも左前蹴りから前進し、ワンツー、さらに左をヒット! 右から左にブランソンは足が泳ぐ。ヒザ着きのダブルレッグも切るデュプレシ。

 互いにスタミナも厳しいなか、ブランソンは時計を見たか。右から左を繰り出すが、デュプレシがワンツーで打ち返し。デュプレシのダブルレッグは切るブランソンだが、力を使ったこの後で打撃で攻めるのはデュプレシ! ワンツーにふらつくブランソンは押し倒され、下に。強いパウンド連打にホーンも。ブランソンは立ち上がれず。セコンドからタオルが投入された。

 上位ランカーを下したデュプレシは5連勝。「これで世界のトップ5だ」と語った。

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