MMA
レポート

【ONE】アンドラージが4R終了時リネカーにTKO勝ちで涙の戴冠! タワンチャイがローキックで秒殺防衛、グラップリング戦で三浦彩佳がケリーを苦しめるも判定負け

2023/02/25 09:02

▼ライトヘビー級 キックボクシング 3分3R
×アンドレイ・ストイカ(ルーマニア)
[判定1-2]
〇フランシェスコ・エクシェジャ(アルバニア)


 ストイカは元ボクサーの父を持ち、11歳から柔道、17歳でキックボクシングを学んだ。ローカル大会やK-1クロアチア大会に出場した後、2010年からは『SUPERKOMBAT』を主戦場とし、2013年12月にスーパークルーザー級王座を獲得。様々な国と団体で活躍し、ONEには2019年3月に初参戦。これまで3勝2敗の戦績を収めている。


 1R、ロー&ミドルを多用するのはエクシェジャ。両者ともガードを高く上げて間合いは近い。ストイカも強い右ローと左ミドル。左フックからのコンビネーションを回転させるストイカにエクシェジャは左ミドルを蹴る。ストイカはローとミドルを蹴っておいてのパンチと攻撃を散らせていく。


 2Rも攻撃を散らしていくストイカにエクシェジャは後退気味。ジャブ、左ミドルを蹴るエクシェジャはストイカと比べると手数でかなり劣る。ジャブ、右ストレートを伸ばして距離をとろうとするエクシェジャ。ガードを固めてグイグイ入って来るストイカにエクシェジャは後ろ廻し蹴りの奇襲も不発。エクシェジャのジャブに右クロスのストイカは左ミドルを蹴っておきながら左ボディも打つ。エクシェジャは飛びヒザも不発に。


 3Rはエクシェジャが前へ出てジャブ、飛びヒザ蹴り、右ロー。ストイカは急にペースダウンし、エクシェジャの右ローや前蹴り、ワンツーをまともにもらって棒立ちに近い状態に。1、2Rの強さが嘘のようにペースダウンしたストイカはほとんど手を出すことをなく、エクシェジャの攻撃を受け続けた。


 判定は2-1でエクシェジャが追い上げて勝利をものにした。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント