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【ONE】アンドラージが4R終了時リネカーにTKO勝ちで涙の戴冠! タワンチャイがローキックで秒殺防衛、グラップリング戦で三浦彩佳がケリーを苦しめるも判定負け

2023/02/25 09:02

▼フェザー級 ムエタイ 世界タイトルマッチ 3分5R
〇タワンチャイ・PK・センチャイ(タイ)
[1R 0分49秒 KO] ※左ローキック
×ジャマール・ユスポフ(トルコ)


 タワンチャイは地方で試合経験を積んだ後、14歳でルンピニースタジアムに上がった。2018年にはクラップダムを3度破り、同年のルンピニースタジアム・オブ・ザ・イヤーとタイ国スポーツ局ファイター・オブ・ザ・イヤーなど4つの年間MVPを受賞。


 シントンノーイ、ヌンラーンレック、センマニー、モンコンチャイ、フェラーリらにも勝利を収め、2021年5月にONE初参戦。2022年9月、ONEでの5戦目でペットモラコットを破りONEムエタイ世界フェザー級王座を奪取した。長身を利したフィームー(テクニシャン)で、近代ムエタイでも1、2を争う実力者&人気選手。今回が初防衛戦。


 ユスポフは2019年11月にONE初参戦、ヨードセングライをKOしてインパクトを残し、その後もサミー・サナ、スモーキン・ジョー・ナタワットに判定勝ちして3連勝で王座に挑む。


 1R、両者サウスポー。タワンチャイは前蹴りと左ローで探りを入れ、ユスポフはジャブを突いて左ストレート。タワンチャイが左ローを蹴ると、ユスポフはヒザを折って痛みを露わにしてロープをつかむ。試合続行不可能でタワンチャイが秒殺KO勝ちで王座防衛に成功。タワンチャイは回転蹴りなどを見せて歓声に応えた。




 試合開始から3発目のローで仕留めたタワンチャイにはWINボーナスが進呈され「3カ月くらいしっかり準備して臨んだ。そして僕はガッカリさせるようなチャンピオンではない。スーパーハッピー」と語った。

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