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【ONE】アンドラージが4R終了時リネカーにTKO勝ちで涙の戴冠! タワンチャイがローキックで秒殺防衛、グラップリング戦で三浦彩佳がケリーを苦しめるも判定負け

2023/02/25 09:02

▼ONEフライ級 5分3R
×エコ・ロニ・サプトラ(インドネシア)
[判定0-3]

〇ダニー・キンガッド(フィリピン)

 チーム・ラカイ所属でフライ級3位のキンガッドは2021年10月の前戦でカイラット・アクメトフに判定負け。1年2カ月ぶりの再起戦となる。対するサプトラはEvolve所属のインドネシアのレスラー。2022年10月の前戦ではヨッカイカーに1R ヒールフックで一本勝ちでONE6連勝。ランカーとの対戦を決めた。

 1R、シングルレッグからボディロック、回してテイクダウンはキンガッド。サプトラのバックを奪うと4の字ロック。腰をずらして正対際で足が外れたキンガッド。上のサプトラは中腰から強いパウンド狙う。

 下のキンガッドは右でオーバーフック。上のサプトラは右足を外ヒール狙い。外したキンガッドにサプトラはサイドに回り腕十字狙いも、キンガッドは右で差してリバーサル。

 すぐにパスしてマウントもサプトラは足を抱えてレッスルアップ。キンガッドはロープ間で外に出そうになる。左右を振って左で差すキンガッドに右で小手に巻いて、互いに投げの打ち合いも両者残す。

 2R、早々にワンツーからダブルレッグテイクダウンはサプトラ。亀のキンガッドにサイドバックから崩そうとするが、シングルレッグのキンガッド。

 ロープ際でドントムーブで若干中央に戻して再開。亀から立つキンガッドはボディロックテイクダウン! しかしすぐにサプトラもブリッジで戻して立ち上がる。

 スタンドで右ミドル、右カーフ、ヒザ蹴り、左ボディはキンガッド! 下がるサプトラにさらに右ミドル、左ボディ。サプトラも右を返すが、前に出るキンガッドはバックフィスト! さらにワンツー、左ボディ。サプトラも左右を振ってコーナーまで押し込みもヒザがローブローに。再開。キンガッドが前に出て右ミドルでゴング。

 3R、ワンツーで先に組みに行くサプトラ。左で差して押し込みシングルレッグで崩して両手を着かせると、サイドバック狙い。

 足を手繰り首を外に出してシングルレッグ狙いのキンガッドに、レスラーのサプトラは小手に巻いて上に! しかし、ここもキンガッドは足を手繰りダブルレッグテイクダウン!

 下のサプトラは高いブリッジで亀に戻すが、バックに回るキンガッドは腕をとらえて下に落ちながら腕十字へ。ヒジを抜いたサプトラが上に。

 しかし、キンガッドは右で差して体勢を入れ替えると、亀のサプトラのバックからリアネイキドチョークへ。ここは凌ぐサプトラは腰をずらして正対! 飛び込んでのフットスタンプ、さらに側転パスから足関節を狙うがロープ際でスペースが足りず、ゴング。

 両者激しいスクランブル戦の判定は3-0で、ラカイの打撃のみならず、ボディロックの強さも見せたキンガッドがランカーの地位を守った。

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