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【ONE】アンドラージが4R終了時リネカーにTKO勝ちで涙の戴冠! タワンチャイがローキックで秒殺防衛、グラップリング戦で三浦彩佳がケリーを苦しめるも判定負け

2023/02/25 09:02

▼ONEフェザー級 5分3R
〇マーティン・ニューイェン(豪州)
[判定3-0]

×レオナルド・カゾッティ(ブラジル)

 ニューイェンは、フェザー級とライト級で史上初の2階級制覇を成し遂げた元ONE世界王者で現在はフェザー級4位。

 MMA14勝6敗で、2020年10月にタン・リーに3R TKO負けでベルトを奪われ、2021年9月にはキム・ジェウンにも1R TKO負けでキャリア初の連敗。しかし、2022年3月にウクライナのキリル・ゴロベッツに3R TKO勝ちで再起。9月の前戦では、イリヤ・フレイマノフ1R TKO負けを喫している。

 シャミール・ガザノフ、ラザバリ・シャイドゥラエフの欠場の代役のカゾッティはMMA9勝2敗で今回がONEデビュー戦。当初はフライデーファイトに出場予定も欠場者の続出により、本戦出場となった。9連勝中で、長い手足を活かした後ろ廻し蹴りなどの打撃、ニーバー、カーフスライサー、腕十字、リアネイキドチョークと極め力を誇る。

 ニューイェンは、フェザー級とライト級で史上初の2階級制覇を成し遂げた元ONE世界王者で現在はフェザー級4位。

 MMA14勝6敗で、2020年10月にタン・リーに3R TKO負けでベルトを奪われ、2021年9月にはキム・ジェウンにも1R TKO負けでキャリア初の連敗。しかし、2022年3月にウクライナのキリル・ゴロベッツに3R TKO勝ちで再起。9月の前戦では、イリヤ・フレイマノフ1R TKO負けを喫している。

 シャミール・ガザノフ、ラザバリ・シャイドゥラエフの欠場の代役のカソッティはMMA9勝2敗で今回がONEデビュー戦。9連勝中で、長い手足を活かした後ろ廻し蹴りなどの打撃、ニーバー、カーフスライサー、腕十字、リアネイキドチョークと極め力を誇る。

 1R、先に右ローのカソッティ。ニューイェンも詰め返すと中央を取る。カソッティは右カーフ。右の入りには右を狙う。右フックを肩口に当てるニューイェン。さらに左ボディストレート、右カーフを当てる。

 右カーフをさらに打つニューイェンに、間合いを詰めて右を振るカソッティに、右を返したニューイェンは、カソッティのダブルレッグをスプロール。右カーフを当てる。

 続く右カーフについにバランスを崩したカソッティも右カーフの蹴り返し。互いの右が交錯するなか、左を当てるカソッティ。ニューイェンは右カーフを当て返す。

 2R、カソッティの大きな右に真っ直ぐの右を突くニューイェン。さらに右カーフキック。左ジャブの刺し合いから、右オーバーハンドはニューイェン。さらに右カーフを連打。しかし足を止めないカソッティは右から左を打ち込む。アイポークを受けたニューイェンにインターバル。再開。

 右バックフィストはカソッティ。大きな右はニューイェンのカウンターの右をもらう。さらに詰めるニューイェンは左ボディ。カソッティも左ボディを打つとニューイェンは右カーフ。そこにカソッティはバックフィストを打つ。

 3R、先に右ローはカソッティ。右ボディストレートも。カソッティの左に右をかぶせに行くニューイェン。カソッティは後ろ廻し蹴りを見せる。しかしかわすニューイェンはジャブ、右ストレート。カソッティはバックフィストも単発。かわすニューイェンは右のカウンターを当てて、残り2分10秒でダブルレッグテイクダウン!

 ハーフから脇差しパス狙い。マウントを奪ったニューイェンは残り20秒でヒジを落とし、パウンドを連打。ゴングとなった。判定は3-0でニューイェンが勝利。危なげない試合運びで再起を飾った。

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