シュートボクシング
レポート

【シュートボクシング】壮絶決着!山田虎矢太がKOで新王者に、延長3回の死闘を笠原弘希が豪快バックドロップで制してラムナムムーンレックを振り切る、笠原友希がテクニックで完勝、川上叶がムエタイに勝利

2023/02/12 18:02

▼第3試合 63.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
×基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本ライト級2位)
延長R 判定0-3 ※9-10×3
○田中佑樹(HAWK GYM)
※本戦の判定は30-29、29-29×2


 1R、サウスポーの基山は左の三日月蹴りと左フック、田中は左フックを中心に回転の速いフックを叩きつける。ラウンド終了間際、基山の左ストレート強打がヒット。


 2R、基山の左の三日月に田中も負けじと右の三日月を蹴り返す。基山は左ストレートの強打を連続ヒットさせて田中をコーナーへ追い込むとスタンディングの肩固め。しかし、これは決まらず右フックを打って離れる。


 3Rは両者が強打で激しく打ち合う。田中が右ストレート、左フックをヒットさせれば、基山も負けじと左ストレート。互いにクリーンヒットを奪い合う。基山がのけ反ったかと思えば田中ものけ反り、最後も足を止めての激しい打ち合い。場内は大きな拍手に包まれた。


 本戦はドロー。延長戦に突入。基山は左の三日月を多用するが、田中は基山の動きをよく見て右フックを的確にヒットさせていく。田中のヒットが目立っていたが、終盤になると基山が打ち合いに行き、またも両者足を止めての激しい打ち合い。その中でも基山の攻撃をかわしながら当てていったのは田中だ。判定3-0で田中が基山を振り切り、大きな拍手を浴びた。

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