▼第5試合 58.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○川上 叶(龍生塾/SB日本フェザー級王者)
判定3-0 ※30-29×2、30-27
×ガオパヤック・ワイズディー(タイ/Y’ZD GYM)
川上は、2019年11月にSB日本バンタム級王座決定戦で佐藤執斗を2RKOで下して新王者に輝き、2022年4月には魁斗を判定に破り、SB日本フェザー級王者となり2階級制覇を達成。昨年12月に両国国技館で開催された『RISE WORLD SERIES/SHOOT BOXING KNGS 2022』では、当時15連勝中とノリに乗っていた安本晴翔と対戦し、下馬評を覆しての判定勝利。川上を鍛え上げ太鼓判を押していた“名伯楽”吉鷹弘の期待に応えてみせた。今回がムエタイ戦士とは初対戦となる。
ガオパヤックはスイッチしながらローキック、パンチ連打でKOを狙うアグレッシブなムエタイファイターだという。
1R、両者サウスポー。川上は右カーフを蹴り、左のオーバーハンドへつなぐ。この左オーバーハンドが何度もヒット。ガオパヤックもローを蹴って左フックを打つが、川上が頭を振ってカウンターを合わせてくるため当たらない。
2R、川上はガオパヤックの蹴りにパンチを合わせるだけでなく、蹴り足をキャッチしてすかさず左右ボディ。このキャッチしてからのパンチが有効だ。ガオパヤックは左ミドルから右フック、川上の左ストレートに右フックを返す。川上の左オーバーハンドはこのラウンドも何度もガオパヤックを捉えた。
3R、好戦的なガオパヤックは左右フックから組んでのヒザ蹴り。川上はガオパヤックの蹴りに左ストレートを合わせ、左フックから必ず返す右フックで何度もヒットを奪う。ガオパヤックも前へ出て打ち合いに行くが川上のパンチが的確に当たる。ガオパヤックも最後まで倒しに行ったが、判定3-0で川上が勝利した。