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【GLORY】アベナがマスロボイエフにTKO勝ちで新王者に、ノンタイトル戦になった再戦はウィッセが返り討ち、オズカグライヤンが豪快KOで王座挑戦アピール、巨漢ハチャブが完勝

2023/02/12 03:02

▼プレリム第2試合 ライト級 3分3R
○クリス・ウォン(ドイツ)
判定5-0 ※29-28 30-27×4
×ジョナサン・マイゾ(モロッコ)


 地元ドイツのウォンはライト級10位で、2022年8月のGLORYでイリアス・ダラジに判定勝ち。Enfusionでは3戦全勝。普段は警察官だという。戦績は34勝(14KO)5敗1分。


 マイゾはモハメド・ジャラヤの代役としてGLORYに初参戦。2020年エンパイアファイト-72kgトーナメント優勝、2021年エンパイアファイト -70kg王座、2021年スーパーコンバット・スーパーライト級王座、2022年WAKOプロ世界K-1ライト級(-69kg)王座などを獲得している。タイでも多くの試合を経験。戦績は23勝(10KO)8敗1分。


 1R、右ミドルを蹴っていくマイゾにウォンはインファイトを仕掛けてパンチ主体。マイゾは前蹴り、右ローと蹴り主体だ。パンチと蹴りが激しく交錯した。


 2Rもウォンのパンチとマイゾの蹴りが交錯する。ウォンが前へ出てくるところにヒザを突き刺すマイゾだが、ウォンは前に出て左右フックと左右ボディを叩きつけていく。ヒザとクリンチを多用するのはマイゾ。飛びヒザ蹴りも放った。


 3Rも前に出ていくウォンをヒザと右ミドル、右ローで迎え撃つマイゾ。ウォンは右フックをヒットさせるがすぐにマイゾに捕まりヒザをもらう。ウォンは左右ボディから右フックで前へ。ウォンがバックブローを放つとマイゾも負けじと同じ技を繰り出す。左右フックを回転させるウォンが最後まで押し切り、判定5-0でウォンが勝利した。

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