キックボクシング
レポート

【GLORY】アベナがマスロボイエフにTKO勝ちで新王者に、ノンタイトル戦になった再戦はウィッセが返り討ち、オズカグライヤンが豪快KOで王座挑戦アピール、巨漢ハチャブが完勝

2023/02/12 03:02

▼第1試合 ウェルター級 3分3R
×ヨス・ファン・ベルゼン(オランダ/同級7位)
判定1-4 ※29-28、28-29×4
○ロビン・シリック(オランダ/元Enfusion -80kg級王者)


 ウェルター級では同級7位ベルゼンが元Enfusion -80kg級王者シリックと対戦。ベルゼンはGLORYで3勝2敗、シリックは1敗。戦績はベルゼンが9勝(3KO)2敗、シリックが37勝(10KO)7敗。ベルゼンはディック・フライ&ハンス・ナイマンのジムに所属。25歳のオランダ人対決となった。


 1R、両者ともパンチのコンビネーションから右ローにつなげるオランダスタイル。ベルゼンは頻繁に左右に構えをスイッチしていく。シリックはバックキックを繰り出すが、コンビネーションでの手数はベルゼンがかなり多い。シリックはバックブローをヒットさせるも、ベルゼンの手数が目立つ展開に。


 2Rが始まってすぐ、至近距離での左右フックの打ち合いでシリックが左フックをヒットさせベルゼンの腰が落ちる。さらにバックキック。ベルゼンはステップを使ってすぐに立て直す。シリックはカカト落としを繰り出し、ベルゼンは後ろ廻し蹴り。シリックの力強い攻めが目立ち始め、ベルゼンはステップを多用して動き回る。


 3Rも動き回るベルゼンにシリックは前へ出て右フックとヒザ、さらにバックキック。ベルゼンは右フックと左ミドルで対抗する。しかし、シリックの右ミドルがヒット。シリックのワンツーからの左右ロー、そしてバックキック。かなり動きが落ちてきたシリックにベルゼンの後ろ廻し蹴りがかすめる。互いに攻撃を繰り出すラウンドとなった。


 判定は4-1で2Rから盛り返したシリックが勝利を手にした。

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