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レポート

【GLORY】アベナがマスロボイエフにTKO勝ちで新王者に、ノンタイトル戦になった再戦はウィッセが返り討ち、オズカグライヤンが豪快KOで王座挑戦アピール、巨漢ハチャブが完勝

2023/02/12 03:02

▼第3試合 ヘビー級 3分3R
×ウク・ユルジェンダル(エストニア)
判定0-5 ※30-27×5
○ナビル・ハチャブ(モロッコ)


 ヘビー級では共にGLORY初参戦となるユルジェンダルとハチャブが対戦。ユルジェンダルは16勝(12KO)6敗、ハチャブは24勝(4KO)3敗1分。137.3kgの巨漢ハチャブはバダ・ハリとの練習を積んでこの試合に臨む。


 1R、ガードを固めて前に出るハチャブに右ローを蹴るユルジェンダル。ハチャブのパンチにガードを固めるユルジェンダルにハチャブはヒザ蹴りを見舞う。ユルジェンダルも負けじとヒザを連打で突き刺す。どんどん押していくハチャブがコーナーへ詰めての左ボディ。左右フックと右ローで前へ出るハチャブ。


 2Rも前に出るハチャブが左右フックからヒザ、ユルジェンダルはジャブと右フックも身体ごと押すように距離を詰めるハチャブ。ハチャブは飛び二段蹴りを繰り出す軽やかな動き。両手でハチャブを押し返そうとするユルジェンダルだが、ハチャブが右フックと右ボディストレート。気合いの声を発しながらワンツーを繰り出すハチャブが距離を詰めて左右フック。ユルジェンダルはガードを固める場面が目立つ。


 3Rもワンツー、左フックで前へ出て距離を詰め、コンパクトなパンチを打ち込むハチャブ。ユルジェンダルはまたもコーナーへ詰まる。ユルジェンダルは右フックを繰り出すがパワーが感じられない。ハチャブは相手に体を預けるように押し、左ボディも打つ。ハチャブのコンパクトな右フックがヒット。ハチャブのワンツーがユルジェンダルを捕らえたところで試合終了。


 判定5-0で完勝したハチャブに、観客は立ち上がって大きな声援を送った。

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