ムエタイ
レポート

【ONE】ルンピニースタジアム興行の第1回大会、プラジャンチャイがコンペットをダウンさせ勝利、ノンオーが圧巻のKO勝ちでV7、セクサンとムアンタイがそれぞれ熱戦展開

2023/01/20 22:01

▼第5試合 ライト級MMA 5分3R
〇ヒシャルジ・ゴドイ(ブラジル)
[判定2-1]
×アレクセイ・リャプノフ(ロシア)


 1Rは打撃のみの展開。ゴドイはかなりムエタイをやり込んでいるのが分かる動きで蹴りを多用する。リャプノフはパンチ主体だが、右カーフやバックスピンキックを繰り出す。ゴドイはヒジ、バックエルボーも放つ。


 2R、ゴドイの右カーフでリャプノフは足が流れ始める。それでも前へ出てボディを攻めていくリャプノフ。右カーフを蹴り返す。リャプノフが蹴り足をすくって転倒したゴドイは“来いよ”と寝技に誘うが、リャプノフはのらない。細かくパンチを当てるリャプノフだが、ゴドイの右カーフ&右ローで足が流れる。ボディを攻めるのはリャプノフ。


 3R序盤、この試合ゴドイが2度目のアイポークで中断。再開後、右へ回り込みながら右ローを蹴っていくゴドイにリャプノフは左右フックで前へ出て左ボディも打つが、またもゴドイのアイポーク。レフェリーはゴドイにイエローカードを提示する。再開すると両者左右フックでの打ち合いを見せ、ゴドイは右ヒジを繰り出す。そしてこの試合初めてのダブルレッグでテイクダウンに行くが、上になってマウントをとったのはリャプノフ。パウンドを見舞うリャプノフをゴドイはハーフからギロチン狙い。さらにゴドイはリャプノフをガードの中に入れると、抑え込むだけのリャプノフにゴドイは下からヒジ、左右フックを見舞う。


 残り30秒でブレイクがかかり、再びゴドイがダブルレッグに行くと今度はしっかりテイクダウン。中腰からパウンドを連打して試合終了。3Rに減点もあったゴドイだが、判定2-1で勝利した。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント